マハラジ~

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久しぶりにサドゥ写真。

右のマハラジ、こう見ると神秘的な雰囲気だがじつはとんでもないおじさん。悪い意味ではないが、日本の常識ではやはり考えられない。でも言えない。すいません。自由にいろんな想像をしてみてください。

ちなみに、マハラジというのは、ババジと同じく、サドゥに対する呼びかけの言葉。


追記

Campur Photoのほうでもブログを始めました。文章をいろいろ書くのも大変なので写真中心で、と思っています。というわけで、今回は「変なおじさん」

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サドゥの言葉

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写真をアップしたまではよかったが、いざ書こうとすると何を書いていいのか分からなくなる。最近はいつもそうだ。考えがまとまらないまま時間を浪費してしまう。もっと気軽に書けばいいと頭では分かっているが、アップした写真と関連して何か大切なことを書いておこうと欲張るばかりに、結局はわけの分からないことを書いて終わってしまう。その大切なことというのは、たぶん、サドゥと関係しているように思うのだが、なぜか焦点が定まらない。いっそ写真だけにしてしまったら楽なんだが、それはやはり寂しい。

写真と文章をバランスよく、というのが理想だが、最近の傾向として写真がはるかに先行してしまっている。思うに、この傾向はサドゥ写真を撮るようになってから顕著になっている。本物のサドゥを見ていると、言葉がどんどん消滅してしまうような気分になる。

サドゥの言葉に関して、今でも忘れられない光景がある。シヴァ派サドゥの一派ナガサドゥの挨拶は「オ-ムナモナラヤン」であるが、あるサドゥが、荒野で仁王立ちになって、ヒマラヤの頂に向かって、ひたすら「オームナモナラヤン」を大声で叫びまくっていた。ただそれだけの話だが、僕はひたすら衝撃を受けていた。

サドゥも若いうちはまだ繊細な部分も残っていたりするが、行き着く先は下の写真のようになってしまう。これを説明してみろと言われてもどうしようもない。また説明するようなものでもない。サドゥ本を書くときも、そのあたりで苦労した。編集の草下さんと、嘘偽りは一切なしでいきましょう、と話したのをよく覚えている。

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聖者の左腕

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何十年も上げっぱなしの左腕がまるで木の枝のように変形している。

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原始人…

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昼飯を食べながらふとテレビをつけると、ある芸能人が(誰かは知らない…)、伊豆で原始人を見た、と言って大騒ぎしていた。頭はぼっさぼさで、汚い服を羽織るように着ていて、槍を持って走っていたらしい。バラエティー番組なので、ただみんなで笑って番組は終わってしまったが、果たして伊豆に原始人がいるだろうか、と僕はふと考える。伊豆というのが少し引っかかる。半島であり、山がちでもあり、適度な面積をもち、温泉も地震も多い。それに日本の象徴である富士山にも近い。非常に特殊な場所である。首都圏に近いのはたぶん問題にならない。意表を付くような場所に案外彼らは潜んでいる、かもしれない…。もし仮に、日本に原始人が生き残っているとするなら、伊豆は有力候補のひとつではないだろうか。…なんてことを大真面目に考えながら夢の世界に遊んでいたかったが、時計を見るとそろそろ川に出かける準備をしなければいけない時間になっていた。最近は何かと忙しい。

ところで、その芸能人が見た程度の人間というのはインドではそこらへんで普通に見ることが出来るもので、原始人でもなんでもない。インドの原始人というのはもっと本格的だ。二度、実際に見た、という人から話を聞いた。一人は原始人(原始人というのは大袈裟で、特殊な部族民と言ったほうが本当はよい…)に捕まり危うく生贄にされかけている。

原始人に捕まったのは、以前もどこかで書いたがなんとサドゥである。もうひとつの話もやっぱりあるサドゥから聞いたのだが、こちらの原始人も非常に危険で、ともかく彼らの前で笑ってはいけない、という話である。真顔で接していれば問題はないが、笑顔を見せたが最後、徹底的に命を付け狙われるらしい。ちなみに、どちらの部族も完全裸族であるという。

部族民に拉致されたサドゥに、「原始人に会ってみたいな」と言ったら、「お前、殺されたいのか?」と真顔で言われたが、笑わなければ大丈夫、というのであればなんとかなるかもしれない。…といったことを3年前ぐらいは真剣に考えていた。最近はすっかり忘れていたが、まだ夢をあきらめたわけではない。

あと、先住民による謎の地下城砦、なんて話もあった。中が迷路のようになっているので、一度迷ったら二度と出てこれないのだという。本当か嘘かは分からないが、ガイドのつてもある。いろいろ考えていると、急に遊びたくなってきた。僕は今年が後厄のようなので、たぶん来年からだろう。

さて、今回の写真もサドゥ。彼らも十分原始人で通用する。

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オームシャンティー

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自分に今必要なのはたとえばこんな写真だろうか、と思ったのが上のサドゥ。チラムから渦を巻きながらふっと煙が飛び出している。


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サドゥ本を見るサドゥ

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インドから帰国した映像作家のこいでみのるさんから一枚の写真が届いた。サドゥ本を手にするのはマノージ・ギリ。開いたページに写っているのはマノージ・ギリ自身と彼のグルジ(師匠)。本の写真は4年半前のもの、でもあまり変わってないな。マノージ・ギリは飄々とした性格の仙人系サドゥ。ヨーガに熱心で、4年前にもいろいろなポーズを見せてくれた。…そういえば、このブログでも紹介したことがあった。だいぶ古い記事だが…

http://chaichai.moe-nifty.com/chaichaiblog/2005/07/post_e1a9.html

こいでさんについては、以前にも、ジプシーの映像作品について紹介したことがある。その後、次は何を録ろうかといった話から、「思い切ってクンブメーラにしてみたら」と適当に勧めたら本当に行ってしまった。その際、サドゥとの交渉の小道具として何かの役に立てばと思ってサドゥ本を二冊託したところ、マノージ・ギリに行き着いた、というのが今回の経緯。ちょっとは役に立ったようでよかった。

今回のサドゥ映像も、DVD作品として発表するという。でもその前に、サドゥ本を見るサドゥ、という小作品をユーチューブ上にアップしてくれた。制限付き公開、ということで、ユーチューブのアカウントを取得する必要があるとかないとか、といった話だったが、こちらのパソコンではすぐに見れた。下記、そのアドレスです。

http://www.youtube.com/watch?v=YK83E5JNIJk

ちなみに、こいでさんのHPは下記のアドレス。サドゥ作品が完成したら、また紹介したいと思っています。

http://www.spruce-bamboo.com/

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Concrete Jungle

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サドゥ旅行記を一気に2ページアップした。出来るときにやっておかないと。

…というわけで、つたない旅行記ですが、時間があるときにでもぜひご覧ください。

サドゥを探しに

上の写真は12年前、つまり前回ハリドワールクンブメーラ。裸のサドゥが真剣を手に格闘する。もちろん本気ではないので殺しあうわけではない。とはいえ、あやしく光る目は遊びともいいがたい。

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今日は久しぶりに音楽の話。

音楽にはとくに詳しくないが、とはいえ音楽なしの生活というのもなかなか考えられない。写真の整理をしている時は聞きっぱなしだ。しかもイヤホンで、大音量で聞く。そして、エネルギーをチャージして、次の撮影に向かうという繰り返し。音楽に支えられていると思う。

そんな生活の中で、何を聴いても元気が出てこないと思うことがたまにある。何日か前もそうだった。それでいろいろ探し回って、久しぶりにボブマーリーをうろつくうちにこの歌にはまりこんでしまった。前から知っている歌だが、今はこれを何度でも聴きたい気分。

Concrete Jungle
(要注意。音が出ます)

レゲエは、自然回帰と望郷の念から生まれたのではないか、といったことを、だいぶ前に書いたが、彼らがアフリカから奴隷としてジャマイカに運ばれてこなかったらレゲエは決して生まれなかったし、レゲエが生まれたのはゲットーと呼ばれたスラム同様の黒人居住区であった。理想と現実のあまりの落差から生まれたのがルーツレゲエのうねるような独特のベースラインだった。ゲットーからの開放を歌いながらも思い通りにならない悲しみが独特のメロディーを作り出している。Concrete Jungleにはそうした色調がとくに色濃い。さまざまな表情を見せるボブマーリーも、この歌を歌う時は押し殺したような悲しみの表情を見せている。ギターを弾く手付きからしていつもと違う。気楽には歌えない、ということだろうか。

ちなみに、まだメジャーになっていない頃の映像もあった。ゲットーに住んでいたときのものか…。

Bob Marley, Concrete jungle


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ハリオーム、サントスババ

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サドゥ旅行記はこれから第二章にはいる。その第二章の主人公が上の写真、サントスナートババ。

サントスナートババとは、ガンガー源流の旅を含めて約10日間のつきあい、とはいえもう4年前の話になる。しかも相手は住所不定のサドゥだし、連絡の取りようもない。お互い記憶が薄れつつあってもおかしくないはずだが、実際はそうではない。ババからは、ある日本人の方を通して手紙をもらったことがあり、その後も、何人かの日本人旅行者の方からババの写真を送っていただいた。自分の写真を柴田に送れとけしかけているらしい。つい先日も写真が届いた。写真自体はこれで、4回目か5回目ぐらいになる。しかもババは今年の春、自分の写真がたくさん掲載されてあるサドゥ本を初めて見たのである。

夏にはまた変な話を聞いた。ババがリシケシで僕を探していたという。日本人を見つけては、「柴田を見てないか?」と訊いていたらしい。たまたまサドゥ本を見ていた人だからなんとか話が通じたようなもので、まったく頭のおかしなババである。それに、どうしてリシケシなのかがさっぱり分からない。いずれにしても、わざわざヒマラヤまで行く用事があるのに、ババを避けるほど僕は薄情ではない。

というわけで、なんだか、ただのサドゥ旅行記宣伝記事になってしまった。それと、クンブメーラにも彼は現れるような気がするので、行かれる人でもし会ったら、柴田はババのことを忘れてないようだ、とお伝えください。

サドゥを探しにOm Namah Shivaya

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サドゥ旅行記開始

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ようやくサドゥ追っかけ旅行記を始めることが出来た。とりあえず二回分。全部で50回ぐらいになりそうだ。

サドゥを探しにOm Namah Shivaya

予想したとおり、HP作成ソフトの使用であたふたしてしまった。いまだにこのソフトのことがさっぱり分からない。HTMLを少し勉強したほうがよさそうだ。それが分からないから、適当な試行錯誤で時間ばかりかかってしまう。

ちなみに、うちのHPはインターネットエクスプローラで見る分には大丈夫だが、Firefoxなんかで見ると、デザインがめちゃくちゃに崩れてしまう。直したいが、どこをどう直せばいいかも分からないので、直せるはずもない。

サドゥ旅行記のテキストは、全4回の取材のうちの、3回目の取材が終わったあとと、最後、クンブメーラのあとに書いたものだから、サドゥ本のテキストよりも古い(同じフレーズはたくさんあるが)。この旅行記はサドゥ熱の真ん中にいたときに書いたものだということになる。その分だけ、今の言葉とはかけ離れているし、旅行記というのが自分を晒すようで少し恥ずかしい気もする。

サドゥ本のほうは、象徴的な話を抽出してなんとなくだが童話風の趣もあると自分では思っているが、旅行記はそうはいかない。個人的にはサドゥ本のような表現のほうが好きだが、サドゥのことをもっと詳しく知りたいという感想もあった。両者は性質もだいぶ違うので、どちらもご覧いただければこれほどうれしいことはない。

ところで、ずっと更新がストップしていた東京写真散歩はいったん削除することにした。東京写真のほうが思いがけない方向に進んでしまったので、これはどうしようもない。ヨーロッパのほうのブログもやはりストップしたままだ。出来れば、chaichaiとは別に、インド以外のホームページを作りたいな、と思っているが、その前にHTMLの勉強をしなければ。

今回の写真、クンブメーラの行進であらわれた数珠サドゥです。

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次回クンブメーラについて

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2010年にハリドワールで行われるクンブメーラ(サドゥの大集会)のことを書いておきたい。

最初にまず日程。下記の現地HPですでに紹介されている。

Bathing Dates for Kumbh 2010

他の情報とも照合したが、たぶん、間違いないと思う。たくさんの日程が書かれているが、大切なのは次の3日間。

12 February 2010
15 March 2010
14 April 2010

Shahi Sanan、あるいはRoyal Bathと書かれているのが、サドゥ(ババジ)の行進日である。日程では、14January 2010のMakar Sankranti から始まっているが、サドゥはそれほど集まっていないだろう。本格的に集まるのは2月になってからだと思う。

アラハバードに比べると、行進は見にくいと想像されるが、それでもわざわざ行進日を外す手はない。それぞれの行進日の一週間ぐらい前から現地入りするぐらいが楽しいと思われる。

じつは前回のハリドワール・クンブメーラを僕は見ている。シヴァ祭(Maha Shivratri )の行進を見た。今回で言えば、12 February 2010がシヴァ祭の行進だ。この年は、本番の行進の数日前に小さな行進があった。小さいと言っても、数千人規模のサドゥが参加していたからド迫力である。ただし、前回のハリドワール・クンブメーラは少し特別な祭りだったので、数日前の行進が通常行われるかどうかは定かではない。

ちなみに前回のハリドワール・クンブメーラでは、行進日の5日前ぐらいに現地入りしたが、行進日前日も含めて、部屋は簡単に見つかった。今回は分からないが、ハリドワールには相当な数の宿がある。

行進の経路や時間は確実な情報がないので書けない。アラハバード・サンガムと比べて土地が狭いので、規制が非常に多く、前もって現地調査をしておくのが確実だ。

サドゥは2月から4月にかけて、現地でテント暮らしをしていることだろう。裸に灰を塗って巨大なドレッドを所有する本格的ナガババも多数集まってくる。巡礼者も非常に多く(一説には延べ2000万人!)、毎日がお祭り気分で非常に楽しい。サドゥだけでなく、インドのさまざまな宗教文化が見られるし、メインガートでは、毎日夕暮れ時に盛大なプジャ(祈り)が行われる。流れるのはこのメロディー。

Arti shiv ji ki
(要注意、音が出ます)

新型インフルエンザが少し心配だが、興味のある方は行ってみてください。

すでに何度か書いているが、僕自身は行けないと思う。サドゥ本を読んでいただいた方とお会いできたらおもしろいだろうな、と思っていたからそれが残念だが、クンブメーラに行けないのはそんなに悔しいことではない。ババジたちがガンガーで沐浴する頃、こちらの多摩川写真もクライマックスを迎えるはず。川を眺めつづけて全然飽きないのはあきらかにサドゥの影響だった。

上の写真はガンガーを目指すサドゥたち。下は料理はうまいがヨーガが下手なババジ。どこのレストランよりカレーはうまかった。
(余談だが、ハリドワールは、北インドでもっとも菜食カレーがおいしい街のひとつだと思う)

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