恵比寿は春…
ふと思い立って恵比寿の東京写真美術館にでかけた。
よく知らないが、「知られざる鬼才マリオ・ジャコメッリ」という展覧をしているらしい。と思ったが、チケットを買おうとしたら、「それはまだなんですよ」と受付に言われてよく見ると、なんと15日からだった。
仕方がないので、「第36回社団法人 日本広告写真家協会公募展 APAアワード2008」というのを見てきた。まあ、これはこれでおもしろかったが、見られなかった分だけマリオ・ジャコメッリという写真家が気になってしまった。また出かけるかな。
見終わって外に出ると、冷たい風にまじってどこか生温かい風が吹いている。このあいだから気になっていたが、ようやく春がやってきたのか。そして不思議なことだが、春の空気になると、夜の色まで違って見える。というわけで、美術館のある恵比寿ガーデンプレイスあたりをうろつき写真を撮って、そのまま渋谷まで散歩。
またまた雪の写真…
(写真をクリックすると大きくなります)
いかにも寒い写真が続いて恐縮だが、先日の雪写真。これでだいたい出し尽くした。
もう一つのブログでも、どちらかというと寂しい写真が続いているので、次回からは南国の写真などをアップしたいところ。とはいえ、また雪が降るようなことがあったら、もう一回ぐらいは撮ってみたい。出来ればまた夜だ。
最近になって夜の写真がたまらなく好きになった。写真の黒々とした部分を見ているだけでもうっとりとしてしまう。今回でいえば最初の一枚。わざとぶらして、デジタル特有のべったりとした黒を表現した。べったりとした黒はまるで窒息しそうな閉塞感もあるわけだが、それがいいのかもしれない。べた黒フェチである。
インドの夜を撮りに行きたいな~。
chaichaiニルカンタ・カフェ
上の写真は昨日の続きです。クリックすると大きくなります。
前々回の記事で、新しいブログを作ったと書いたが、結局、名称を変えて、「chaichaiニルカンタ・カフェ」とした。
「ニルカンタ」はインドヒマラヤにある山の名前。標高は6600メートル、ヒマラヤ高峰の中にあってはさして高い山ではないが、美しい三角形が印象的だ。聖地バドリナートの裏手にある。
「ニルカンタ」の「ニル」は、たぶん「青」、つまり「青の山」であろう。ちなみに「青い山」ではなく、あくまでも「青の山」、幻想と冥界を意味する「青の山」だと勝手に想像している。
幻想的な写真が多くなるため、最初は「ニルヴァーナ・カフェ」にしようかと思ったが、調べてみると、うちに「ニルヴァーナ・カフェ」というインドのCDアルバムがあった。「ニルヴァーナ」は「涅槃」なのでちょうどいいなあ、と思ったわけだが、真似はしたくない。それで、「幻想」に関わる言葉を探していて、「ニル」違いの「ニルカンタ」を見つけた。
ところで「ニルカンタ」はインド三大神の一つであるビシュヌを意味するらしい。それはちょっと困るなあ、とシヴァ派の僕としては考えたが、「ニルカンタ」は「青い喉」を持つシヴァだとする説もあるらしい。まあ、…別にビシュヌであっても困ることは全然ないのだが…。
というわけで、新ブログ「chaichaiニルカンタ・カフェ」を、どうぞよろしくお願いします。基本的には、毎日更新したいと思っています。
東京に来てまる5年
(写真はクリックすると大きくなります)
東京に来て今日でまる5年。そんなに長くいたかな~という感じだが、そのうち四分の一はインドをはじめとする海外を旅していて、むしろそちらが生活の中心。東京にいるあいだは旅行の準備と、あと、帰国後は写真の整理、などなど。どうしても印象は薄い。
上の写真は東京に出てきたばかりの頃に撮ったもの。新宿、高円寺、上野、等々。出てきた当時は、「東京でなに撮ろうかな~」などと考えながらブラブラしてみたが、結局、東京ではあまり写真を撮らなかった。その後、デジカメを買ったあとも、やはり適当に撮っただけ。なぜか夢中になれなかった。今後はどうなることだろう。
今回、サムネールを大きくしてみた。このほうがいいのかな?次回から、日本の秋にちなんだ続き物でもやろうかと思っています。インドの話題は本家chaichaiのほうで、9月からさらに充実する予定。
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東京暮色
先日、といってもだいぶ前だが、新橋で飲む機会があった。銀座から4人で行ったが、金曜日ということもあってどの居酒屋も席がない。ちょっと路地を入った奥まった場所で落ち着いた。久しぶりに会う人だったので、昔の話などもあった。新橋で飲むのははじめてで、不思議な気分もあって酒が少しまわった。
インドでサドゥーばかり追いかけているような人間だから、サラリーマン街には興味がないと思われがちだがそうでもない。サドゥーもサラリーマンも同じ人だから、たとえば背中からただよう哀愁にふと同じものを見たりする。
サドゥーが自由だからといって何の制約もなく生きているわけではない。さまざまな理由があって彼はサドゥーになり、そしてもう一人の彼はサラリーマンになった。僕もまた、たまたま縁あってサドゥーの写真を撮るようになったが、違った縁があればサラリーマンの写真を撮ってもよかった。
そういった人々の姿を象徴的に映し出すところが写真のいいところだと思うし、写真はいいものだな~とあらためて思う。
ところで、今回の写真は最近ちょっと気づいた画像調整法を用いている。細かいことは書かないが、人生の哀愁を漆黒の黒で表現できればと考えた。さらに研究して、今後発表する予定のサドゥー写真にも生かしていきたい。
(追記)
大切なことを書き忘れたが、今回の写真は4年ぐらい前に撮った写真。銀座近くから歩いて、帰りは新橋か有楽町で散歩を終えた。酒場の写真を見れば有楽町のような気もする…。
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そろそろ引越し

あと10日で引越しすると書いてから一週間、何かとあわただしく、気付けば引越しまであと3日。そんなに遠くに引っ越すわけではないので、特にどうってことはないが、いちおう四年住んだ家である。といっても、うちまるまる一年くらいは旅行生活、ここもやはり仮の宿りであった。特に最近一年ちょっとのあいだは一ヶ月以上の旅行が五回、いくら旅行好きでもちょっと多すぎる。第一、東京で何かをしているという気分がまったくないのには困った。
まあ、そういう次第で東京はいまだ異国である。つまり、馴染んでいない。インドに住みたいとはべつに思っていないが、現状では東京よりインドを歩いているときのほうが明らかに違和感がない。インドから東京に帰ってきて、食事があわずに腹をこわしたりしているのである(ちなみに、インド人が飲んでいる水ぐらいなら、現在はすべて飲んでいるような状況です)。
新しい引越し先では、現地になるべく馴染めるようにと半ば本気で考えたりしています(笑)。というより、まず日本人に馴染む必要があるのかもしれない。ただし、夏にまたちょっと出かける予定(インドではない)があるから、いろいろやってみるのは帰国後に…。とりあえず、少しでも行動範囲を広げるために、まずは自転車でも買おうかな。
ところで、写真は一年前あたりに撮ったある日の夕暮れ。激しい雨のあと、風景全体、空気全体が真っ赤(真黄色?)になった。
6月30日追記
引越し、および、パソコンの交換にともない、3日ほど、メール等の確認が出来ないと思います。ご了承ください。
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カメラ趣味
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次の旅行用にレンズを一本買った。特に高価なものとはいえないが、これを買うために10日以上も悩みに悩んだ。ところがそうして悩んでいるうち、悩んでいること自体が大変楽しいことに気付いてしまった。そして時間があると、雑誌、インターネットでカメラを調べまくり、カメラ屋でもずいぶんと長い時間を過ごすという、すでにカメラオタクすれすれの日々。おかげで劇的に知識が増えた。有益な知識も無益な知識もいろいろと。それでも結局、趣味でやっているわけでもないから、最終的にはきわめて実用的なレンズに落ち着いたが、なんだか楽しませてもらった。
新しく買ったレンズはいろいろと賛否両論あるものだったので、買ってさっそく、家の近所を30分ほど歩いて試し撮りした。結果は非常に満足のいくもので、この10日間が報われたということになる。試し撮りしたもののうち、三枚を上に掲載しました。
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東京散歩写真8(新宿カテドラル)
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新宿によく行くが、場所は決まって南口である。本屋(紀伊国屋)があるということもあるが、もう一つの理由はその背後に立つ巨大なタワー(NTTドコモ代々木タワー)が好きだからかもしれない。あれを見るたびに思い出すのは、スペインのカテドラル(大聖堂)。空を圧してそそり立つ威容はまったく見飽きなかった。スペインにはすごいカテドラルがいくつあるのか分からないが、僕の見たかぎり、とくにおすすめは、トレド、ブルゴス、それにサンチアゴ・デ・コンポステーラだ。バルでカフェ・コンレチェでも飲んであとはカテドラルを眺めていれば、それで満足だった。そんな旅の記憶が、あの新宿のタワーを見るたびによみがえる。まさに「新宿カテドラル」、昼間はたいしたことはないが、夕暮れから夜にかけてはなかなかの勇姿を見せてくれる。
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