「週刊新潮」に多摩川の写真

久しぶりのブログ更新…、今日は簡単にお知らせです。昨日(3月14日)発売の「週刊新潮」巻末グラビアで、「多摩川の自然と探ねて」ということで、3ページにわたって写真を掲載していただきました。機会があればぜひご覧ください。

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「TOKYO RIVER」出版案内

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TOKYO RIVER

無色透明の水が
東京のさまざまな風景を
映しながら流れていた。

川から見る東京は
あるときは遠い過去のようでもあり
またあるときは近未来のようでもあった。

自然と人の営みは
喩えようもなく美しかった。

    (本文より)

46版横、96ページオールカラー 1575円(税込み)
2011年12月21日 彩図社より出版

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写真集「Tokyo River」

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ブログ更新がまたまた滞ってしまっている。今日はお知らせです。

「Tokyo River」という写真集を出版します。2009年から2011年春にかけて撮り続けた東京の川の写真集です。前半が東京都内の川、そして後半が多摩川という構成です。

出版社は前回のサドゥと同じ彩図社。定価1500円(たしか税別…?)、都内では、早ければ今月21日にも書店に並ぶ予定です。

写真集、そして川の写真については、また次回以降でいろいろ書いてみたいのですが、インドでもネパールでもなく、「東京」と名の付く写真集を出せることがなぜかとても不思議な気持ちです。

それにしても、最後のインドから4年半、サドゥ本出版から4年、ほんとに長かった…。


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雑誌「TRANSIT」インド特集

雑誌「TRANSIT」インド特集が発売になりました。

今回、そのなかの小冊子、「インドの聖地」の写真と文章を担当させていただきました。機会があれば、ぜひご覧ください。

届いた雑誌を見ながら、久しぶりにインドに行きたいなあ、と思ってしまいました(まだ当分は行けないけど…)。

下記、TRANSITのサイト
http://transit.ne.jp/

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新しい写真サイトCampur Photo

写真家仲間4人で新しい写真サイトCampur Photoを始めました。旅と写真をテーマに、旅の様子を写真と文章で紹介していきます。とりあえず29ページから始めて、これらからどんどん増やしていく予定です。ぜひご覧ください。

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パソコン壊れました

パソコンが壊れてしまいました。
連絡のある方は、
chaichai1413@gmail.com
まで、メールください。

Tさんへ、
もしこれを見られましたら、電話をお願いします。

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石川武志さんの写真展「ヒジュラ インド 第三の性」

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月曜日、石川武志さんのヒジュラの写真展に行ってきた。

ヒジュラ、説明が難しいが、簡単に言えば、インドのオカマである。姿かたちはタイのミスターレディーのようなもので、女装している(インドだからサリーを着ている)。もちろん同性愛者だが、いわゆる、ゲイやホモではなく、性同一性障害の男性が別の性に生まれ変わった姿がヒジュラ、ということになるのか。ちょっと分からないが、この、別の性、というのは、女性、ということではない。なぜなら、インド社会ではそれは認められていない。しかし、その代わりに、アウトカーストのヒジュラとして生きることは、十二分に認められている、ということらしい(石川さんの説明を適当に解釈して書いたので間違っているかもしれない…)。

アウトカーストというと、いわゆる被差別民、と思われるかもしれないが、インドではそれだけではなく、純粋に、社会の外、という意味でもあり、つまり、神様や動物、自然、などと同格、ということでもある。ヒジュラは赤線地帯にも見られるが、それはむしろ落ちぶれた姿であり、本来の仕事は、祭りや結婚式、子供の誕生、といった祝い事に出かけて、踊りなどを披露したりする、巫女のような役割を果たしてきた。つまり、ヒジュラは神の使いであった。彼らは一種の宗教集団でもあり、ファミリーのなかにはグル(師匠)がいて、弟子がいる、ということらしい。

以上、ちょっと真面目に書いてみたが、そうはいっても、ヒジュラがかぎりなく怪しい存在であるのは間違いない。彼らは長距離列車などにも出没し、気持ち悪い顔と姿で男に迫る。迫られた男は逃げまどい、金を払って許しを請うたりする。たまには美人もいるようだが、それは非常に少数派だ。

さて、そんなヒジュラだが、このヒジュラを石川さんはじつに27年間(たしか)にもわたって追いかけ撮影してきた。82年にはじめて、95年にはヒジュラの本を出したが、その後も10年以上にわたってずっとヒジュラに密着してきた。

なぜこんなにもヒジュラにこだわるのか、理解できるはずもないから質問もしていないが、ちなみに石川さん自体は同性愛者ではない。これはご本人の弁だからもちろん本当かどうかは分からないが、僕のみたところ、まあ、そうなんだろうと思う。

その石川さんがヒジュラ以前から撮っていたのがサドゥである。83年には「ヨーギ」という写真展も行っている。サドゥについても、継続して現在まで撮り続けているようで、サドゥ写真としては大先輩にあたるわけだ。
(ご本人は、「あれぐらい刺激が強いものでないと、撮る気がしない」と言っていた)

ところで石川さんとはじめて会ったのは一年半前。サドゥの大集会「クンブメーラ」が行われたアラハバード。バススタンド横の宿のマネージャーから突然呼ばれて電話口に出ると、日本人から部屋の空き状況と予約を頼まれた。空きを確かめ名前を聞くと、「イシカワタケシの名前で」と答える。面識はなかったが、石川さんがサドゥの写真を撮っていることは知っていたのですぐに分かった。思わず口に出た言葉が、

「あの…、もしかしてヒジュラの石川さんですか?」

ヒジュラの写真展は11月1日まで行われている。場所も東京有楽町だから近場の人なら気軽に見にいけるはずなのだが、場所自体が問題である。日本外国特派員協会、というところのラウンジで、しかも会員制のカフェ(バー??)だ。それでも見るのは大丈夫のようだが、会員以外はお茶も飲めないし、ともかく敷居が高い。そのあたりのことを石川さんに聞いてみたが、「電話番号を書いておいて。誰かから連絡があったら都合をつけて会場に行くから」というなんともアバウトな答え。まあ、ヒジュラを撮っているような人だから、だれから電話がきたところで問題ないのか…。

しかし、他人の電話番号を書くというのはさすがに気が引ける。電話番号自体は石川さんのブログに書いているので、興味のある人はそちらからどうぞ。以下、石川さんのブログです。

http://ishikawa77.exblog.jp/
(「お台場通信」という名の、一見、ヒジュラとは何の関係もなさそうな、でもひらいてびっくりのオフィシャルブログ)

http://ishikawa50.exblog.jp/
(こちらはまさしくヒジュラのブログ。カテゴリーの番外編を開くと、ヒジュラといちゃつく若かりし日の石川さんがあらわれる)

長くなったが、上の写真だが、ヒジュラとは何の関係もない。ヒジュラの写真もあったが、非常に気味の悪い人だったので、やめた。ただ、以前、ヒジュラについて記事を書いた。こちらは美人まではいかないが、全然マシだ。

http://chaichai.moe-nifty.com/chaichaiblog/2005/01/post_2.html

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インド 砂漠のジプシーたち

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少し前にこのブログで紹介させていただいたDVD作品『ザ・ラジャスタン~砂漠の表現者たち』を見た。これは、映像作家のこいでみのるさんが、約一ヶ月間にわたってインドのジプシー(ロマ?)たちを追いかけて撮った作品で、彼らの歌と踊りの映像から構成されている。

というわけで、上の写真も、こいでさんからお借りしたものだ。

さて、その感想を書こうと思ったのだが、硬い文章になるとまるで解説のようになってしまいそうだし、思ったままを気軽に書きたい。

この作品には、珍しい集団の映像もあるようなので、最初、これは記録映像かな、と思ったが、見てみるとそんな感じではない。こいでさんは、たいていは至近距離から、ひとつのカメラで、これを自在に動かしながら、一曲ごとに切れ目のない映像に仕上げている。歌っている人の顔や踊っている人の手や指の表情、楽器の奇妙な動き、そして音楽にあわせて、何かを食べながらリズムをとるジプシーの少女、などなど。

大きな音を出せないので僕はこれをイヤホンで聞いているのだが、演奏者の背後から聞こえてくる誰かの話声や雑音に、ふと耳をすましてしまう。よくは知らないが、こいでさんは自分で音楽もするそうなので、当然、音にはこだわっている。

映像は、ラジャスタンの華やかさを強調したものではなく、逆に、色の彩度を少し落としたようなしぶい色合い。これが20年前とか30年前に作られたと言われても、たぶん、疑問を抱くことはない。僕もこのあたりのジプシーを少し知っているが、彼らの生活は何十年も前から、そんなには変わっていない(ジプシーが携帯を使うシーンで、あれっ、と思うかもしれないが…)。彼らからは土の臭いがするし、こいでさんの作品からは、それをさらに感じる。

感想がたくさんあるのでうまくはまとめられないが、この作品は、正座して聞くような世界ではないと思う。ジプシーの家にいって、胡坐をかいて、飯を食わしてもらいながら音楽を聞いたり、ひどいときには、横になって聞いたりしたこともあるが、これもそんな感じだ。砂漠の夢にひたりながら、ぼんやりと見て、聞くのが楽しそうだ。機材もアナログと撮ったものなので、ハイビジョンテレビではなく、少し画面がざらつく古いアナログテレビが向いているのかもしれない。

作品とは関係のない話になるが、10年ほど前に砂漠の村で10日間過ごしたことがある。電気もない村だったが、夜、食事をしていると、家の主人が闇の中から入ってきて、となりで同じように食事を始めた。しかし、中身が違う。なにか、めちゃくちゃに硬いパン(チャパティー)にかじりついている。

「ピタジー(お父さん)、やわらかいチャパティーもあるよ」と声をかけたが、
「いや~、ワシは子供の頃からこれしか食ってないのでこれがいい」といって、これに野菜汁を適当にかけて、手でパンをぐちゃぐちゃにして、口に放り込んで、あっというまに、懐中電灯も持たずにまた闇の中に消えていった。

なにか、泥でも食ってるんじゃないかと思ったが、これが砂漠の民の普通の姿だ。それで、強風の吹く大地で、器用にマッチを擦り、独特の仕草でタバコ(葉巻)を吸う。サドゥもそうだが、これがまた、なんとも言えずかっこいいのだが、僕らが真似ても様にならない。

こいでさんの作品にも葉巻を吸う男が登場するが、これがまたいい。また、作品の最後に登場するグループはそれまでとは毛色の変わった人たちだったが、これが僕には、盗賊の集団のように思えておもしろかった。まあ、砂漠に盗賊の話は欠かせない。音楽を弾くかたわらで盗賊稼業にも手を染める、なんて世界がちょっと前までは(もしかしたら今でも)、普通に行われていたんじゃないかと思ってしまう。

いずれにしても砂漠にはいろんな人たちがいて、今も自由に旅を続けている。そんな彼らの傍らで、ただカメラを握り締めて、その姿を追いかけるこいでさんの姿が目に浮かんだ。

こいでさんのホームページです。
http://www.spruce-bamboo.com/

また、こいでさんのブログでは 『ザ・ラジャスタン』音楽紀行を連載中です。
http://sisyphe.blog90.fc2.com/blog-category-2.html

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『the Rajasthan:ザ・ラジャスタン~砂漠の表現者たち』

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今日はお知らせです。

映像作家のこいでみのるさんが、映像レーベル「spruce & bamboo(スプルース・アンド・バンブー)」を開始、レーベル第一弾作品として、『the Rajasthan:ザ・ラジャスタン~砂漠の表現者たち』を発表した。作品紹介はこいでさんのブログのテキストから紹介させていただきたい。

カラフルな衣装を身にまとい自由気ままにタール砂漠を周遊する美しい放浪ジョーギーの女たち、打楽器カルタールとドーラクのコンビネーションが素晴らしいマンガニヤール、弓奏楽器ラーヴァンハッターを背負い砂漠を彷徨う絵解きのボーパ、オシャレな衣装とキュートな踊りが印象的なカルベリア、そしてスーフィーの匂いを散りばめた重厚感のあるランガ。怒濤に押し寄せる音の洪水、全18曲/87分。現地録音

詳しくは、映像レーベル「spruce & bamboo(スプルース・アンド・バンブー)」のホームページからどうぞ。

こいでさんは愛知県在住ということで、まだ直接お会いしたことはないが、一年ほど前から何度となくメールで連絡をとりあってきた。今回の作品は砂漠を放浪するロマ、つまりジプシー音楽を取り扱ったものだが、こいでさんは、それ以前から、スペインやモロッコなどにおもむき、放浪や旅をイメージする音楽性豊かな作品を制作してきた。同じく、放浪や旅をテーマに写真を撮る人間として、その活動に注目していたが、今回は晴れて作品発表ということで、紹介させていただいた。

今回の作品はまだ拝見していないが(他の作品はすでにいくつも見ています)、注目するのは、ネパール産の手漉き紙を使用したという特製パッケージ。デザイナーでもあるこいでさんは技が細かく、洗練されている。これが自分だったら、インドの巷で売られている海賊版DVDのようなパッケージになってしまいそうだ。

特製パッケージの写真はレーベルHPのカタログページから見ることができる。ということで、ぜひご覧ください。

こちらはこいでさんのブログです。「La creation absurde」

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