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首狩りの壁画

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5年前にインドのデカン高原でこの壁画を撮ったときは、これは世紀の大発見かと思ったが、その後、どこにも発表できずにずるずると月日が経ってしまった。

上の壁画はまさしく首狩りの様子を描いたものだ。案内してくれた人の話では、一万年は下らないと言っていたが、5年前の時点で誰も調査をしていなかったので、実際のところはよく分からない。一万年前のものにしては絵が鮮明すぎるような気もするが、その力強い描写には、得体の知れない力がみなぎっているようだった。

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奥多摩小旅行

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奥多摩へ二泊三日の小旅行に出かけてきた。最初は奥秩父に行くつもりだったが、目当ての集落にあった民宿が営業休止になっていたことなどで、旅行数日前に計画を変更した。どうせ山奥に行くのだったら、奥多摩も奥秩父もたいして変わらないか、というのもあったし、なんといっても、奥多摩は、写真のテーマである多摩川流域でもある。

奥多摩小旅行は楽しかった。でも、何度も行っているし新鮮味はあまりなく、物足りなさもあった。ただ、旅行から帰ってきて一日経って、ちょこちょこ写真を整理しはじめると、なにか心にしみこんでくるような不思議な気持ちが今ごろになって湧いてきた。そのひとつの理由に、山の民宿で二泊したのもやはり大きかったのだろう。二軒とも料理が充実していて、これを食べただけでも旅行して良かったと思えてくる。

(追記)

今回の旅行については、川のホームページ「多摩川幻想」のブログで細かく紹介していく予定です。

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「東京リバー」改め「多摩川幻想」

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東京の川のホームページ名を、「東京リバー」から「多摩川幻想」に変更した。さらにトップページは、Gallery1多摩川幻想にし、たぶん、一週間ごとぐらいに1点ずつ写真を追加する予定。Gallery2東京の川については、今は川の名前を列記しているが、今後、もう少し分かりやすい形に変えるつもりだ。

多摩川幻想

「東京リバー」という名前は写真集と同じということでずっと気になっていたし、実際、写真集編集後は、完全に多摩川中心の撮影になっていた。自分の中の気持ちもどんどん多摩川に傾いている。今後はさらに上流、奥多摩方面にも頻繁に足を運びたいと思っているし、ともかく今はすっきりした。そして近いうちに、奥多摩のGalleryも作りたい。

このブログについては、これからもインドの写真を中心にアップしていくことになりそうだ。当分は思い出ブログのような形だが、まあそれもいいかなと思っている。

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天空の里

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今、身近な小旅行を検討している。いろいろ調べているうち、「天空の里」と呼ばれる、ある山里の存在を知った。ある人は、そこはまるでネパールのようなところだよ、と教えてくれた。ネットで画像検索をしてみると、たしかにネパールのようだ。まあ「天空の里」という表現はちょっと大袈裟かなと思うが、とりあえず行ってみよう。

「天空の里」についていろいろ考えているうち、ネパールの写真を眺めたくなった。とはいえ、当時はあまり風景を撮らなかったし、スキャンしてある画像もわずかだ。上の写真はその一枚。そこは東ネパールの斜面に沿って作られた村である。しかし、「天空の里」という表現は当たらない。夜になって、その村から上の尾根を見上げると、昼間には見えなかった家の灯りが、はるかに聳える山の上のほうにいくつも見える。

そういえば、昔、ネパールの山村を歩いていて、いつの日か、人を撮らずに、ひたすら山村の風景を撮り歩くような旅をしてみたいと思ったことがあった。そのうち本物の「天空の里」を探しに、ネパールの山奥深く入ってみたい。


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黄昏れる海と幻の寺

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昔から、自分でも呆れるほど似たような写真を撮り続けている。太陽が沈んで一度は暗くなった空がだんだんと赤くなり、遠くの風景がなんだかあの世じみて見える幻想的な黄昏。真っ赤な夕暮れは、臨界点を越えると今度は一転して、またたくうちに暗く沈みこんでいく。こういう風景を見ると、どうしても写真を撮らずにはいられなくなる。

黄昏、そして夜明け前の薄明の時間を撮りたくて、3年半かけて川を撮り続けてきた。もし海の近くに住んでいたら普通に海を撮っていたことだろう。いつかは岬の突端に住んで、朝夕の海と空をひたすら眺めたいと思ったりもする。

上の写真はインド最南端、カニャークマリの黄昏。雨模様の空だったが、夜の間際になって、はるか彼方の地平線の辺りが真っ赤に染まり始めた。手持ちの望遠レンズを目一杯伸ばしてファインダーをのぞく。すると遠くの岬のさらにその奥にヒンドゥー寺院の塔か、あるいは大聖堂のようなシルエットが見えた。でも、この近くにそんな大建築があるという話は聞いたこともない。あれはいったいなんだったのだろう…。


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河原者サドゥ

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上の写真は、ガンガーを背にふてぶてしく寝転ぶサントスナートババ。彼は今もガンガー上流近くをぶらついているらしい。

多摩川のことを考えているうち、久しぶりにサドゥの写真が見たくなった。風景ばかり撮っていて、そのフラストレーションが溜まってきたともいえるし、また、3年半、川を追い続けて、ようやく自分が探していた川の姿が少しずつはっきりと見えてきた、というのもある。ただし、理想の川の風景には、やっぱり河原者サドゥがいてほしい。

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