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来週は京都

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来週はちょっと京都に行く。といっても撮影ではなく帰省である。

京都に行くのは、サドゥ本を作っていた頃以来で、じつに4年と3ヶ月ぶり。いや京都というより、以来、東京圏内から一歩も外に出ていないし、旅行らしい旅行といえば、山梨県山中の多摩川源流を一泊二日で歩いたぐらい。

旅行に出なかったのは、どうせ長期で行けないならどこにも行かない、と意地を張ったからだが、今となっては旅行に対する関心が著しく低下してしまった。インドやネパールにはいつか行きたいと思うが、それは京都と同じく帰省みたいな気分なのかもしれない。

京都でも一応は写真を撮ろうと思うが、短期間でもあるからあまり遠くへは出かけたくない。となると、通い慣れた伏見稲荷か…でもそんなに行きたいかなあとあらためて思ったりもする…。

ところで上の写真、去年の秋に行った鎌倉の海だ。駅から歩いて、佐助稲荷、そして銭洗弁天からさらに切り通しの道なんかに行くつもりだったが、佐助稲荷で赤い鳥居を見ているうちに急に気分が変わって、そのまま海に行った。そして海を見ているうちに、ああ、海があれば幸せ、と思ってしまった。たぶん、この3年間川ばかり見続けて、人工的な細々としたものがなんだか面倒くさくなってしまったようだ。

というわけで京都…。稲荷山はとくに人工的なものばかりではないが、たぶん、それよりどっかの川を眺めに行くのがやっぱり幸せかなと思ったりもする。

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出不精な旅

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まったくの出不精ということではなく外にはよく出ているのだが、ともかく遠出するのが億劫になっている。都内のほうに撮影に行くと帰りの満員電車が面倒だし、奥多摩の寂しい山道を歩くのも気が滅入る。近場の多摩川でも、府中本町より下流の南武線はなんとなく居心地がよくない。それで結局、毎度のように立川や日野あたりの中央線か、青梅線を少し登っていくぐらいの多摩川沿いに落ち着いてしまう。

そういえば、ある友達が外国移住を考えているとかで、一瞬うらやましいなあ、と思ったが、移住するのもいろいろ面倒くさいことが多そうで、話を聞いていくうちに、あ、自分は多摩近辺でいいよ、と言ってしまった。外国も、インド、ネパールあたりを気楽に旅するのはいいとしても、それ以外の国となるとやはり億劫だと感じてしまう。

先週は家の中を整理して大量の本を処分した。知識欲がすっかり減退してしまったようで、やはり年のせいかとも思うが、単純に生きたいという思いが強くなっている。インドの宗教に関する知識なんかも結局ほとんどはどこかに飛散してしまったし、自分に必要なことはHPにすでに書いた。あるいは、HPに何を書いたかもだんだん忘れつつある。

いろいろ考えていくうちに、自分に必要なものはやっぱり写真ということに落ち着いていく。旅はしたいが、無理をしてまで遠くに旅したいとは思わない。近くを歩いていても旅はできる。先日は、多摩川支流の小川に霧が立ち、そこに満月の光が差し込む光景を見つけた。誰も注目することのない小川だが、3年前から何度となく通っていて、行くたびにさまざまな風景を見せてくれる。出不精な旅行者にはぴったりの場所だ。

上の写真はその小川への道すがら。月の光に照らされた草むらの道を歩いていく。そういえば、一年前にはここで狐に遭遇した。寺も祠もないけど、自分にとってはちょっとした聖地。そういう場所が多摩川のいたるところにあって、天国の河原とか天国の森とかというふうに呼んでいる。

というわけで、多摩川とその周辺の旅がさらに続いていきそうだ。

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新しいプリンタ

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先日新しいプリンタを買った。エプソンのPX-5600。今まで使っていたプリンタも悪くはなかったが、これではどうしてもできないことがあった。

新しく購入したPX-5600の一番の特徴は、なんといってもモノクロプリントがきれいに出来ること。ずっと前からプリンタによるモノクロプリントに恋焦がれてきたが、ようやくたどりついた。ネパールやラダックのモノクロ写真は、この日に備えてすでにデータ化してある。暗室とプリンタの違いはあるが、自分の手でモノクロプリントを作るのはじつに15年以上ぶりだ。いったいどんな仕上がりになるのだろう。

モノクロプリントを作り始めるのはもう少し先。その前に川の写真をプリントしなければ…。冬の多摩川撮影もとりあえず今季はほぼ終了。ひたすら寒かったが、よく撮った。3年撮り続けて川の写真もすっかり定着した。

今回の写真は、ヴァラナシのプジャの光景。これはデジタルデータだが、こんな写真でも、モノクロだと印象ががらりと変わる。

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