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南の島に行きたくなったり…

Minami001

暑くてどうしようもないのに突然南の島に行きたくなったりする。潮騒を聞きながら真っ赤な夕焼けに染まっていく浜辺に行ってみたい。いや、行ってみたいのではなく、住んでみたい。一生をそういう場所でただ海を見ながら暮らすというのはどんなものだろう、などと考えつつ、電車が来たので読みかけの本を開く。…しばらくしてふと気がつくと、すでに気持ちは中国の遠い昔の山の中。一人の男が邪神である虎を殺しに山へ向かう。どんな山だろう?黄山のような風景だろうか。いまさらながら中国の山を見に行きたくなったりするが、観光客が群れている様子を想像したとたん、黄山に行く夢は一瞬で消えてしまった。20年前ぐらいに行っとけばよかったか、などと後悔しても仕方ないのでとりあえずは小説のなかを虎を探して旅することにしよう。

虎のことでひとつ思い出した。何日か前、ちょうど熱帯夜が始まった頃、寝られないなあ、と思って部屋をうろうろしていたら、壁の向こうをうろつく虎を発見した。まずい、と思って反対側のドアから逃げて走り出したとたん、虎がジャンプして覆いかぶさってきた。死んだ、と思った瞬間、夢が覚めた。暑くなるとこんな夢ばっかりだ。

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コメント

もう十年になりますが、プレピレネーで一年間キャンプ生活をしていたとき
山月記をよく思い出していました。

投稿: satoco gracia | 2010.07.27 08:27

山月記いいですね。今読んでいるのは違う小説ですが。
ピレネー行きたかったです。

投稿: 柴田 | 2010.07.27 23:27

あ、てっきり山月記かと思いました。

2ヶ月くらいまでにインドネシアの島に行きましたが、
そこから更に小さい珊瑚礁の島に寄りました。

おばあさんとおじいさんが電気も何もない暮らしをしていましたが、
景色は最高に良いのです。

毎日本島の若者達が観光客を連れて来て、お婆さんの家の目の前でランチを作り、
ふたりは家の前のビーチを開放する代わりにお裾分けをもらっているみたいでした。

日の出や日の入りと共に暮らして、夜は月や星を眺める毎日って贅沢だな〜と心から思いました。。。

投稿: Mee | 2010.07.28 00:01

山月記は虎を殺しに行ったわけではないですからね。

> 日の出や日の入りと共に暮らして、

そうですね~。山も捨てがたいのですが(笑)、どちらにしても、ずっとそれでいいのかどうかを考えてしまいます。結構満足してしまうタイプであるような、でも意外とダメなタイプなのか、自分でもまだよく分かりません…。

昔は毎年、半年は山に入る生活が続いていたので半年までは大丈夫なんですけどね。

投稿: 柴田 | 2010.07.28 04:55

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