« サドゥ本を見るサドゥ | トップページ | ガンガー »

一枚の写真をめぐって

Ladakh0

こんな写真を見るとなんともいえない気分になる。はじめて一眼レフを持って、香港からバンコック、ネパール、そしてインドのラダックにたどりついて、ここでようやく写真に目覚めた、そのときの一枚。数えてみると、もう18年も経っている。

こういう写真はもう二度と撮れないだろう。デジタルとかネガとか、そういう問題だけでなくて、時代が違うな、と思ってしまう。

当時、気ままにモノクロ写真をプリントしながら、友達の家に居候してたまたま見つけたのがニールヤングのアルバム「After The Goldrush」。音楽を聴く以前にジャケット写真に衝撃を受けてしまった。

http://www.youtube.com/watch?v=LJwS38YH1iw&feature=related
(音が出ます)

あれから18年たって、今は写真の大量消費に明け暮れる日々だ。たった一枚の写真に心を奪われるようなそういう経験を久しく忘れているような気がする。ラダックを撮った次の年、僕はある写真を撮るためにネパールに行ったのだが、持っていったレンズは50ミリ一本だった。これでなければイメージした写真は撮れない。だから、余計なレンズは一切いらない。一枚でも満足できる写真が撮れれば満足…。そんな気分で4ヶ月の旅に出かけた。今となっては夢のような話。

|

« サドゥ本を見るサドゥ | トップページ | ガンガー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« サドゥ本を見るサドゥ | トップページ | ガンガー »