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ちょっと一息ついて…

S002

整理した多摩川写真のプリントに、先週の雪と今週の初春の写真を加えてあらためて眺めてみる。なんとかここまでたどりついたかな、という感じだ。これは自分だけのオリジナルの多摩川だ、と言えるだろう。新緑か梅雨前ぐらいまでは続けるが、残りはあと少し。

多摩川を撮っていて、なにより戸惑ったのは、被写体が人ではなく、風景だったことだと思う。撮っているときはいい感じでも、あとで見ると分からなくなる。風景にどうやって自分の気持ちを込めていいかが分からない。インド、ネパールでずっと人を撮っていてそれに慣れているから、風景だけを撮るというのはとてもしんどかった。人と違って相手は何も反応してくれない。それで躍起になって神経を張り詰めたところで、結局は自分の一人相撲になってしまう。最初は三脚も持たずに、感性だけで撮ってやろう、などと思っていたが、やはり基本は無視できず、今は三脚にカメラを固定しっぱなしで歩いている。

今後も風景は撮り続けたい。多摩川以降のことも近場でいろいろ思案中。でも、久しぶりに人の写真も撮りたい。それにインドにも行きたい。インドに行ったら、人の写真だけじゃなくて、たとえば気に入った遺跡、小さくてもいいからこれだと思う遺跡を見つけたら、一日中張り付いて撮ってみたいし、夕暮れのチャイ屋から街に向かってずっとシャッターを切り続けてもいい。今はいろんなことをやりたい気分だし、いろんな写真が撮れそうな気がする。

上の写真はデカン高原のとある村。この子は、散歩のたびに見かけて、訴えてくるものが強かった。デカン高原は人も自然も遺跡も何もかもが気に入っている。デカン高原かヒマラヤ、またこんなことで悩んでみたい。

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