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ヴァラナシ犬

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ヴァラナシの子供たちに続いて今回はヴァラナシの犬。二つとも対岸の写真。だだっ広い河原にはやはりたくさんの犬がうろついている。早朝の河原を撮るために、昼間のうちに犬を飼いならしておいた。何匹か懐柔してしまえば、情報はすぐに群に伝わるはず、…なんてことを真剣に考えていた当時がちょっと懐かしい。

最近はいろいろと忙しく、ブログの更新も滞り勝ちだが、それよりも、サドゥ旅行記がストップしてしまっているのが気になっている。必ず再開しますので少しお待ちください。

さて、今年もあと一週間で終わりだ。長かったような短かったようなよく分からない気分だが、多摩川だけはよく通った。というわけで、今は一年分の写真整理をしている。正気の沙汰ではないな、というぐらい歩いて写真を撮ったが、写真を眺めているとまだまだ足りない。来年は新しいテーマにも着手したいので掛け持ちになりそうだ。

それにしても頭の中は常に写真のことばっかり。20年近くやっていながら、全然飽きないどころかますますのめりこんでいる。やっぱり写真はおもしろい。それが今年の感想かな。


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いつインドに行くんだろう

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今回の写真はヴァラナシ。インドから遠ざかると、こういう何気ない写真に惹かれる。そして写真を見ながら、自分はいつインドに行くつもりなんだろう、と考える。でも分からない。来年の夏ぐらいまでの行動計画は練り上げてみたが、そこにインドは入っていない。

もしかすると、僕はインド行きに消極的なのかな、と思うこともある。ちょっと前に、今インドに行くんだったらどこに行くだろう、と考えていたとき、ふと出てきたのは、インドではなくて、ネパールのポカラだった。ポカラに最後に行ったのはもう10年以上前の話。ということはどういうことだろう、とまた考える。

インドの旅を考えるとき、どうしても過去の旅に引きずられてしまうのかもしれない。たぶん、だからインドに行けない。過去を旅するのはまだ早すぎる。でも、インド中で蓄積した記憶が多すぎて、前に進めなくなっている。

まあ、無理にインドを旅する必要はない。そのうち新しいアイデアが天から降ってくるはず。インドから呼ばれる日を楽しみにしながら、しばらくは東京の川を旅し続けようと思う。


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冬の光

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写真は今週の月曜日、川崎駅を出てすぐ。冬の光がビルに反射して街が輝いていた。空は真っ青。冬だなあ、と思う。

川崎に来たのは、当然、多摩川に行くため。海はすぐそこだ。半年前に、新緑の森を抜けて源流まで歩いたのが、今では遠い昔に思える。正月に海をようやく海にたどりつく予定。川崎の工場地帯もちょっと楽しみ。

下の写真は川崎の対岸、六郷土手の緑地。写真では見えないが、緑地とビルのあいだを多摩川が流れている。

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この場所

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写真は、タージマハールの裏側を流れるヤムナー。以前にも何度か紹介した。

二度目のタージマハール訪問でこの場所を訪れたとき、なんともいえない感動があって、その二年後にも再訪した。対岸に聳え立つタージマハールも神秘的だが、はるか遠くに見える寂れた遺跡にも心惹かれるものがあった。

遺跡は、たぶんムガル朝のものだろう。遺跡だらけのインドにあって、そんな些細なものに目を向ける人は、まずいないのだが、その分だけ、遺跡は年月を積み重ねて古びていく。自然のままに、という言葉がぴったりだ。

インドには、まだまだそんな場所がたくさんあるはずで、僕はそのほとんどを見ていない。ジャングルにうち捨てられたような遺跡が陽の目に当たる日をひっそりと待っているかもしれない。先日も、50年以上前に書かれたあるインド旅行記を読んでいたら、ガンガー流域の森に眠る遺跡が紹介されていた。著者が見た膨大な遺跡の中でも一番神秘的だったと書かれていたが、それは現在、ロンリープラネットなどにも紹介されていない。遺跡はどこに行ってしまったのだろう。もしかすると著者の妄想なのか、あるいはいまだジャングルの中に眠っているのか。ちょっと確かめてみたくなった。

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…とここまで書いたあと、気になってその遺跡をネットで調べてみたら、あった。ただし、周囲はジャングルではなく、すでに住宅街となってしまっていた。というか、皮革産業のメッカになってしまったらしい。

まあ、50年以上前の話だからこれは仕方ない。ネット上で、この遺跡に関する非常に不鮮明な写真を3点見つけたが、遺跡自体は、なんとなく魅力的な感じはする…。また、ここからは紀元前600年の胸像なども見つかっているから、たしかに重要な古代都市だったようだ。


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今年の紅葉

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(写真をクリックすると拡大表示します)

紅葉の季節もそろそろ終わり。結局、奥多摩方面に6回出かけたが、正直、もう少し行きたかった。最初の頃に雨にたたられたのと、もともとはそんなに興味がなかったのもあって、奥地に行く機会を逃してしまった。

今年の紅葉はきれいだった。例年のことはよく分からないが、そういう評判である。三週間前に最初に見たとき、まだ色づきはじめだったのもあって、「なんかたいしたことないなあ。まあ今年の夏、雨ばっかりでおかしかったし…」といった感じで、ほとんど期待していなかったが、その後、どんどんきれいになっていった。先週は散り始めに近かったが、そうなると逆に愛しくなって、さらに美しく見えてくる。いや実際、美しかった。

上の写真は奥多摩駅よりさらに上流の多摩川本流の渓谷(今は本流にこだわる気持ちが強い)。このあたりは橋の上からは眺められるが、なかなか川そばに下りられない。急斜面で転げ落ちたら死ぬので、さすがに慎重になってしまう。また、下れても、たいしたことなかったりもする。でも一ヶ所いいところを見つけて、そこには二度通った。誰もいない河原で紅葉に包まれ、水音だけを聞いているがなんとも幸せだった。

紅葉が終われば次は冬。河原はめちゃくちゃ寒くなるが、撮るものはいくらでもある。のんびりしてると、あっというまに季節は過ぎていく。まったく、季節に追い立てられまくる日々だ。風景写真の世界がこんなにも忙しいとは知らなかった。

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