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モノクロ写真や靴のことなど

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(写真はクリックすると大きくなります)

靴を買った。前回買ったのが去年のたしか8月なので、わずか9ヶ月弱の寿命。まあよく歩いた。

何を買うときもそうだが、「強度はどれぐらいですか?」と質問するのが癖になっている。今のカメラも、シャッターユニットが10万回保障、となっているからじゃあ買おうかな、となった。10万回保障なら、実際は12万、13万ぐらいは余裕だろうか、などとセコイ計算を何度も繰り返してようやく決めた。

靴は、「ビブラムソールでしたら普通よりは強いですよ。二倍はもたないと思いますが…」という店員さんの説明で、当初想定していた価格より少し高い物を買ってしまったが、一年半ぐらいもてば上出来か。とりあえず、これで安心してあちこち歩きまわれる。

靴を買ったあとはすぐそばのカメラ屋へ。小さなカメラをいろいろ眺めて、三脚、フィルター、それからSDカードと、とりあえず見るだけ。コンデジは去年からず~っと眺めているが、まだ買う気になれない。買ってもあまり使わないだろう。インドだったらいろいろ使えそうだから、次回インドまでに、これだ、という機種が登場することに期待するとして、カメラ屋の最後はふらりとフィルムカメラコーナーへ。

あいかわらずここは誰もいない。陳列棚に並んでいるわずかばかりのカメラを眺めていると、まさに「兵どもが夢の跡」。郷愁すら感じる。ニコンのマニュアルカメラを手にしてファインダーを覗き込むが、画面の周囲に何も見えないから電池切れのようだ。しかし機械式なのでシャッターは切れる。かん高いシャッター音を何度か聞くうちに、ため息が自然と出る。懐かしすぎる。

コンデジを買うぐらいだったらこれを買おう。レンズは50ミリ一本。フィルムはモノクロ。出来れば自分で現像して、フィルムスキャナーでスキャンしてプリンターで出力。これぐらいだったら出来そうだ。今はとても無理だが、年末ぐらいからだったら…。それで師走の街を撮る、なんて。

初期の写真がモノクロフィルムだったこともあり、モノクロのことはずっと頭にある。それに最近、ブレッソンという写真家の本をふと買ってしまってさらに気持ちが揺れ動いたりしている。ブレッソンの写真をよく眺めていたのは15年以上昔の話、ちょうど写真の魅力にとりつかれた頃のことだ。何がいいのかよくは分からないけど、写真っておもしろいなあ、とそんなことばかり考えたいたわけだが、気が付くと、今も同じことを考えている。

さて今回の写真。モノクロ写真だが、これはカラーポジをモノクロ変換したもの。4年前にネパールで撮った。

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コメント

またフィルムの時代が来るんじゃないだろうかと、20代の若者たちがこの間言っていました。
何年か前に私は火災に遭ったのですが、
炎と水と黒い煤をくぐっても、
アルバムにしまっておいたフィルムの写真はびくともせず、乾かせばほぼ元の通りになりました。
他の何もかもを失った状態のなかで、とても嬉しかったのを覚えています。

投稿: のりのりの | 2009.05.09 08:20

フィルムはたしかに強いですね。モノとしてある、というたしかな手ごたえがあります。それにしても、火災にあわれたとは。膨大な写真がうちにあるので、火災が一番怖いです。
フィルムの時代に戻るかどうかということですが、そんなことがあったら楽しそうですが、やはり時代はひたすら前に向かって突き進んでいくような気がします。写真としてのクオリティーとは関係なしにですね。でも、あまりにも時代の流れが速いので、ふと昔のことを懐かしんでしまったりして、それで、たまにはモノクロフィルムを使ってみたいなあ、と思ってしまいました。

投稿: 柴田 | 2009.05.10 02:32

さっき四川大地震のその後の様子を報道するニュースをみましたが、その中で、日本でも首都圏で大地震が起きる可能性は今後30年のうち7割とか言っていました…。
今さらのことでもないのでしょうが、柴田さんとお宅にある膨大な写真が被災されてしまったらと、とても心配です。

投稿: あらまんだらー | 2009.05.12 22:10

うちは木造なので、地震にも火災にも弱そうです(換気がいいのでカビ問題は少ないようです)。デジタルデータは、出来れば二ヶ所に置いておこうと思うのですが、増え続けるデータにはなかなか対応できず。フィルムもデジタル化しようとスキャンを始めたこともありましたが、これが大変な作業で挫折しました。
いろいろ考え出すと悩んでしまいますが、結局すべては諸行無常…。なくなってしまえばそれはそれですね(ということにしておきます…笑)。

投稿: 柴田 | 2009.05.13 00:31

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