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秘境、辺境、最果て

Saihate001

(写真をクリックすると拡大します)

辞書で言葉の意味を三つ、調べてみる。

秘境

人間が余り行ったことが無くて、よく知られていない所。

辺境

中央の文化から遠く離れた地方。〔狭義では、国境地帯を指す〕

最果(て)

陸続きの一番端の所を、国土も文化もそこで果てると見立てた語。


いずれも「新明解国語辞書」(三省堂)から

こうして見ると、秘境といったところに行ったことはないように思う。最果ては、やはりあいまいな言葉だ。辺境は、もう少し、ほかの表現もあるような気がする…。とはいえ急には思いつかない。どの言葉も地理的な説明がされているが、感情がこもると、少し違ったニュアンスになるかもしれない。人それぞれだと思うが。

三つの言葉のうち、一番馴染み深いのはやはり最果て。次が辺境。秘境は、行きたいけどなかなか行けない。「人間が余り行ったことが無くて」というのは、いったいどれぐらいのレベルの話なのか。テントを担いで、原住民のしかも特別なガイドを連れてどこかの原生林へ分け入る、ぐらいのことは最低必要だろう。せっかく生きてるんだから、一度ぐらいはしてみたい。

今日の写真は最果てサンガム(アラハバード)。祭りの時には人がうじゃうじゃやってくるから秘境でも辺境でもないが、三つの川の合流点がどん詰まりの中州になっている。大昔、何も知らずにこの土地にやってきた人たちは、海のような大河を見て、途方にくれたことだろう。今も祭りが終わると、人工物を取っ払って放置するのが約束事となっている。金に目のくらんだ一部の人たちが、なんか立派なモニュメントでも建てよう、と提案しているそうだが、大物サドゥたちは大反対、といった記事をどこかで読んだ。


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コメント

はじめまして。たまにですがブログを読ませていただいています。昔インドへ行き、その後又行きたいと思ってもう10年?くらい経ってしまってます。なかなか行けません。それで、よく写真を拝見させていただいています。なんとなくお礼を言おうと思いコメントしました。

投稿: fat hands | 2009.03.10 17:37

はじめまして。コメントありがとうございます。
10年前というと、ヴァラナシあたりは日本人旅行者であふれていて、ほんと賑やかな時代でしたね。懐かしいです。
でもまたインドにぜひ行ってください。
街自体はそれほど変わっていないと思います。
これからも、chaichaiよろしくお願いします。

投稿: 柴田 | 2009.03.11 14:29

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