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辺境の子

Muranoko001

(写真をクリックすると大きくなります)

上の写真は、デカン高原の辺境の村で撮った先住民の女の子。

かなりシャイで、少し気弱そうな笑顔を見せた。彼女は一人ではなく、友達と一緒だった。みんなで撮った写真も気に入っている。ほかにもいくつかの写真を撮った。

写真を始めてから20年近くたった。好きなように撮っているから当たり前のことかもしれないが、好きで撮る写真というのは、とくにポートレート写真は、どこか自分に似ている。周囲にアジアの写真を撮る人が何人かいるが、その人たちの写真を見ても、やはり、その人自身じゃないかと思ってしまう。たとえ世界の果てまで冒険したとしても、世界は案外せまいものだ。反対にいえば、自分に似ている人たちが世界の辺境にだけ住んでいるというなら、わざわざそこまで出掛けなければ写真は撮れない、ということになってしまう。

最初に、写真の女の子が先住民であることを書いた。そうでなくても全然いいわけだが、どうしても撮りたい、と思う人たちが、僕の場合は、先住民や流れ者などであることが非常に多い。インド人の誰も彼もが好き、ということではない。だからデリー、ヴァラナシでOK、というわけにもいかず、さらに電車やバスで辺境を目指すことになる。

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コメント

柴田さんの写真の世界の中に入って、同じ時間を味わえることが日々の楽しみになっています。
ますます、サドゥ化していく柴田さん。すごいです。

何がすごいのかわかりませんが、すごいです。

投稿: そうなのだ | 2009.03.05 01:09

ボジバーサのアシュラムの門前でたむろっているサドゥの中に、実は柴田さんが混じって写っているんじゃないかと思ってしまいます。

投稿: あらまんだらー | 2009.03.05 23:33

> そうなのださん

あの…、全然すごくないと思いますよ(笑)
趣味が変わってる、というぐらいのものでしょう。世の中、変な人はたくさんいますし。

> あらまんだらーさん

ページの切れ目で葉っぱ吸っているのが実は…、…なんて細工があればおもしろいですね。
ところで、サドゥ本を買っていただいた方へなんですが、サドゥ本の表紙カバーを取ったことはありますか。

投稿: 柴田 | 2009.03.06 00:25

カバーをとって、見たことない写真がでてくると、なんだか得した気分になります。

ところでこの辺境の子、インドの写真と言わずに、これはイリアンジャヤの子、と言われてもわからない気がします。

投稿: あらまんだらー | 2009.03.14 19:25

今度はイリアンジャヤの辺境写真を撮ってみたい、けど…、旅はハードそうですね。島中、おもしろい人でいっぱいなんじゃないかと、勝手に想像しています。ますます浮世離れしそうでそれも怖い(笑)

投稿: 柴田 | 2009.03.15 21:18

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