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牛サドゥ(今日のサドゥその1)

Nandi001

前回の牛写真に続いて、今回は牛サドゥ写真。

別に顔が牛っぽいということではない。彼の名前はナンディバルティ。そのナンディとは、シヴァの従者である雄牛のこと(背後のポスターに描かれている)。

ということで、なんだかこじつけっぽいが、牛サドゥ。

ナンディバルティはサドゥ本に4回登場している。上の写真は最果ての聖地ガンガーサガールではじめて出会ったときのもの。今、気づいたが、このときはふんどし着用だ(サドゥ本にも似たような写真があるが、あれは最終日の夕方の写真)。

ナンディバルティとの出会いはガンガーサガール初日。

聖地のある島に宿がないので、対岸の街からバスとフェリーで通おうと思ったが、思いのほか時間がかかる。早朝の聖地を撮りたいが、フェリーの始発も遅いしとても無理だ。ということで、現地で仮の宿を物色していたとき、遠くから、灰まみれのあやしいサドゥ、つまりナンディバルティがこちらに手を振っていた。

聖地に入ってすぐに本格的サドゥに呼ばれるとはなかなか縁起がよい。挨拶もそこそこにして、すぐに写真を撮った。

そして写真を撮りながら、そうか、サドゥ小屋で泊まるのもいいかなあ、その手があった、とひそかに考える。写真を撮り終わったあと、

「ババジはどこで寝てるの?」と聞くと、
「カーテンの裏だ」と答える。
それで覗いてみると、二人ぐらいは十分寝れそうなスペースがある。

あっ、ここに決めた、というわけで、一分後には交渉成立。ほんのわずかだが躊躇する気持ちもあったが、隣にいた裸の老サドゥが、「ナンディバルティはいいサドゥだからな~んも問題ない」と太鼓判を押した。それで決定。

今から考えると、いいかげんだが、とはいえ、なんとなく直感はあった。

「このサドゥはいいサドゥ」

瞬時にひらめくそういう直感は、経験上、比較的間違いがない。サドゥ写真はそういうことの連続だった。

牛サドゥ、ナンディバルティは今頃どうしているだろう。今年もガンガーサガールへ行くなら、ヒマラヤ山麓の庵で旅支度でもしている頃か。

ところで、また今回からまた新しいカテゴリーを作った。

「今日のサドゥ」

サドゥ本出版から一年近くたったが、サドゥが自分の中で色あせてしまったということは全然ないし、今後もないだろう。サドゥ普及活動は、ささやかながら、今後も続けていきたいが、発表する媒体がなかなか見つからないので、当面はこのブログで、定期的に紹介していきたい、という思いがあり、新しいカテゴリーを作ってみた(うちはすでにカテゴリー乱立状態だが…)。

サドゥ本に登場したサドゥはほとんどがシヴァ派サドゥ、つまり本格的サドゥだが、サドゥ世界はシヴァ派だけが全てではない。自称サドゥもサドゥであることには変わりない。そういうサドゥも含めて、いろいろ紹介していければ、と思っています。


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コメント

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投稿: | 2008.12.17 09:47

やっほ~師匠。
楽しみ、楽しみ。
サドゥを見ると、何故だか元気が湧いてくるんです。
嬉しくって、ちょっとドキドキしています。

投稿: そうなのだ | 2008.12.18 17:02

なんとなく素敵な住まいですね・・・今の日本の家は型にはまっている感じしますねぇ・・・イメージを家にできたら最高でしょうね。。。

なんとなく優しい感じをうける方ですね。。。

投稿: hideki | 2008.12.18 18:17

性懲りもなく、今度はナンディバルティ掘り出しちゃいました…

http://chaichai.campur.com/holyganga/kedarnath001.htm

サドゥ本にもいろんな場面に登場しているナンディバルティですが、私が一番すきなのは、ケダルナートで子供サドゥ(だったですよね?)に手をとられている場面です。

投稿: あらまんだらー | 2008.12.18 20:42

> そうなのださん

ゆっくり紹介していきますので、気長にお付き合いいただければと思っています。
写真は、ほんとたくさんあるんですよ。このままではもったいないし、撮らせてもらったサドゥにも申し訳がたたないし…(?)

> hidekiさん

住まい、といっても、祭り期間だけの仮の住まいです。まあ、彼らの庵も似たようなものですが。
ナンディバルティは優しいですよ。

> あらまんだらーさん

久しぶりにこのページを見ました。懐かしい、というか、あの時は一生懸命、いろいろ作ってましたね~。
この子供サドゥ、クンブメーラでも再会しました。子供といっても、かなり一人前のサドゥです。サドゥ本にたくさん登場するあの「チン芸」ができるぐらいで、将来は大物ですね(笑)

投稿: 柴田 | 2008.12.19 00:40

また遊びに来てしまいました。
ナンディバルティさん、身体の灰と、カーテンと、絵と土と…色あいが、なんというかしっくりくる組み合わせで、お洒落ですよね。
掘り出しページは、携帯対応のホームページトップから辿って行くと見られました!ん~やっぱりおしゃれさんですね~♪

投稿: のりのりの | 2008.12.20 00:15

いつでも遊びに来てくださいね。

> ナンディバルティさん

さん付け、なんだかおもしろいですね。これから、ナンディバルティさんって呼ぼうかな(笑)
サドゥは結構おしゃれですね。ナンディバルティさんも、写真にどのように写っているか、彼なりにいろいろ気にしているみたいです。というか、実は自分はかっこいい、と思っているようです(笑)

投稿: 柴田 | 2008.12.20 02:27

自分はかっこいい、と思っている…!それって、妙に、いいなあ(笑)と思いました。生き神様ならでは、でしょうか。
夕べコメントを書き込んで朝起きてみたら、個人的な心配事がひとつ解決してました。これもナンディバルティさんのご利益(?)かもしれませんね。

投稿: のりのりの | 2008.12.21 00:59

サドゥは動く神様なので、見たり、接したりすると、ご利益はあると思いますよ(笑)。
サドゥ本は、家の鬼門などに置いてもらえると、魔除けになるのでは、なんて思っていますが、玄関はやめたほうがいいかもしれません。幸運も来なくなる可能性が…(笑)。

投稿: 柴田 | 2008.12.21 02:13

こっそりじわじわ過去記事読み進めてます。今日のサドゥとっても面白かったです。レゲエ好きでもいらしたとは♪
ちなみにわたくしはガーネットシルクを愛しております。私にとっては危険なほどにソウルフルな声をしていました。やっぱり柴田さんの写真も文章も最高に面白いです!グルジィと呼んでもいいですか?

投稿: Hana | 2009.08.19 00:26

レゲエ好きといっても、ルーツレゲエの有名どころしか知らないんですけどね。

ガーネットシルク、初めて知りました。今、10曲ぐらい聞きましたが、いいですね~。ソウルフルですけど力があるし。それにラスタですね。

グルジィはちょっと…。人にそんなふうに呼ばせるようになったら、恥ずかしくてサドゥに会えなくなります(笑)

投稿: 柴田 | 2009.08.19 01:59

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