
前回の牛写真に続いて、今回は牛サドゥ写真。
別に顔が牛っぽいということではない。彼の名前はナンディバルティ。そのナンディとは、シヴァの従者である雄牛のこと(背後のポスターに描かれている)。
ということで、なんだかこじつけっぽいが、牛サドゥ。
ナンディバルティはサドゥ本に4回登場している。上の写真は最果ての聖地ガンガーサガールではじめて出会ったときのもの。今、気づいたが、このときはふんどし着用だ(サドゥ本にも似たような写真があるが、あれは最終日の夕方の写真)。
ナンディバルティとの出会いはガンガーサガール初日。
聖地のある島に宿がないので、対岸の街からバスとフェリーで通おうと思ったが、思いのほか時間がかかる。早朝の聖地を撮りたいが、フェリーの始発も遅いしとても無理だ。ということで、現地で仮の宿を物色していたとき、遠くから、灰まみれのあやしいサドゥ、つまりナンディバルティがこちらに手を振っていた。
聖地に入ってすぐに本格的サドゥに呼ばれるとはなかなか縁起がよい。挨拶もそこそこにして、すぐに写真を撮った。
そして写真を撮りながら、そうか、サドゥ小屋で泊まるのもいいかなあ、その手があった、とひそかに考える。写真を撮り終わったあと、
「ババジはどこで寝てるの?」と聞くと、
「カーテンの裏だ」と答える。
それで覗いてみると、二人ぐらいは十分寝れそうなスペースがある。
あっ、ここに決めた、というわけで、一分後には交渉成立。ほんのわずかだが躊躇する気持ちもあったが、隣にいた裸の老サドゥが、「ナンディバルティはいいサドゥだからな~んも問題ない」と太鼓判を押した。それで決定。
今から考えると、いいかげんだが、とはいえ、なんとなく直感はあった。
「このサドゥはいいサドゥ」
瞬時にひらめくそういう直感は、経験上、比較的間違いがない。サドゥ写真はそういうことの連続だった。
牛サドゥ、ナンディバルティは今頃どうしているだろう。今年もガンガーサガールへ行くなら、ヒマラヤ山麓の庵で旅支度でもしている頃か。
ところで、また今回からまた新しいカテゴリーを作った。
「今日のサドゥ」
サドゥ本出版から一年近くたったが、サドゥが自分の中で色あせてしまったということは全然ないし、今後もないだろう。サドゥ普及活動は、ささやかながら、今後も続けていきたいが、発表する媒体がなかなか見つからないので、当面はこのブログで、定期的に紹介していきたい、という思いがあり、新しいカテゴリーを作ってみた(うちはすでにカテゴリー乱立状態だが…)。
サドゥ本に登場したサドゥはほとんどがシヴァ派サドゥ、つまり本格的サドゥだが、サドゥ世界はシヴァ派だけが全てではない。自称サドゥもサドゥであることには変わりない。そういうサドゥも含めて、いろいろ紹介していければ、と思っています。
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