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夕焼け

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夕方、急に西の空が赤くなり始めて、そのうち空気全体が赤く染まった。カメラを持っていて良かった。いろいろ撮ったが、とりあえず、そのうちの一枚。

それから、本家chaichaiの「インド 旅の断片」シリーズ、108回で完結です。よかったら見てください。


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『the Rajasthan:ザ・ラジャスタン~砂漠の表現者たち』

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今日はお知らせです。

映像作家のこいでみのるさんが、映像レーベル「spruce & bamboo(スプルース・アンド・バンブー)」を開始、レーベル第一弾作品として、『the Rajasthan:ザ・ラジャスタン~砂漠の表現者たち』を発表した。作品紹介はこいでさんのブログのテキストから紹介させていただきたい。

カラフルな衣装を身にまとい自由気ままにタール砂漠を周遊する美しい放浪ジョーギーの女たち、打楽器カルタールとドーラクのコンビネーションが素晴らしいマンガニヤール、弓奏楽器ラーヴァンハッターを背負い砂漠を彷徨う絵解きのボーパ、オシャレな衣装とキュートな踊りが印象的なカルベリア、そしてスーフィーの匂いを散りばめた重厚感のあるランガ。怒濤に押し寄せる音の洪水、全18曲/87分。現地録音

詳しくは、映像レーベル「spruce & bamboo(スプルース・アンド・バンブー)」のホームページからどうぞ。

こいでさんは愛知県在住ということで、まだ直接お会いしたことはないが、一年ほど前から何度となくメールで連絡をとりあってきた。今回の作品は砂漠を放浪するロマ、つまりジプシー音楽を取り扱ったものだが、こいでさんは、それ以前から、スペインやモロッコなどにおもむき、放浪や旅をイメージする音楽性豊かな作品を制作してきた。同じく、放浪や旅をテーマに写真を撮る人間として、その活動に注目していたが、今回は晴れて作品発表ということで、紹介させていただいた。

今回の作品はまだ拝見していないが(他の作品はすでにいくつも見ています)、注目するのは、ネパール産の手漉き紙を使用したという特製パッケージ。デザイナーでもあるこいでさんは技が細かく、洗練されている。これが自分だったら、インドの巷で売られている海賊版DVDのようなパッケージになってしまいそうだ。

特製パッケージの写真はレーベルHPのカタログページから見ることができる。ということで、ぜひご覧ください。

こちらはこいでさんのブログです。「La creation absurde」

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天国への道

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表題の「天国への道」は、水俣病を撮ったことでも知られるドキュメンタリー写真家ユージン・スミスの有名な写真のタイトルだと記憶している。少年と少女が林の向こうへ歩いていく、その後ろ姿を撮った写真で、名前は知らなくても、見た記憶のある人は多いだろう。

あの写真は、誰もが思い描く子供時代の記憶があって、それで見る人に感動を与えてきたと思うが、ヨーロッパの昔の名作に共通しているのはやはり「記憶」だろうか。街の記憶、闇の記憶、アジアの記憶…等々。

「決定的瞬間」で有名なブレッソンは僕も好きだが、好きなのは決定的瞬間の部分ではなく、それ以外の、…なんていえばいいのか、写真から漂う余韻のような部分だ。はじめてブレッソンの写真を見たとき僕はヨーロッパを知らなかったが、どれを見ても「懐かしい」という感情が湧き起こった。

今回の写真はガンジス川へ向かう群集。場所はアラハバード・サンガム、サドゥの大集会クンブメーラの舞台。

これは去年撮った写真だが、はじめてインドに行った17年前の前年、つまり18年前だが、ある夏の日に、突然「人間が見たい」と思い立ち、頭の中にこの写真のような映像が浮かび上がった。それがインド行きの直接のきっかけになった。

そんな記憶を頼りにはじめてアラハバードを訪れたのがたしか10年ぐらい前で、それでも飽き足らずに、三度この地を訪れた。去年は当然サドゥを中心に撮ったが、サドゥがまだ寝ている早朝などには、ひたすら群集を撮り続けて、おととしの写真と、10年前の写真をあわせると、膨大な量の群集写真(群集とガンジス)がうちにはある。そのすべてが、まだインドを知らない頃にふとあらわれた記憶から生まれたものだと考えると、とても不思議だ。

しかし考えてみると、群集だけではなく、たとえばサドゥもヒマラヤもデカンのジャングルも、それからネパールの村も、みんなインドに行く前から頭に何度となく浮かんでいたものではなかっただろうか。

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インドの風景と人と

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「インドでどんな写真を撮ってるんですか?風景ですか?」と聞かれて、「いや、人…、中心ですかね」と答えることが多いが、自分の写真をあらためて見ると、風景の写真も非常に多い。

インドでは早朝から写真を撮ることも多いが、そのときもまずは風景から。

風景からその土地に近づいていって、そこで人を見つけて人を撮る。風景か人か、どちらが主役か分からないような、ちょっとテーマが甘いんじゃないか、と言われそうな微妙な写真も好きだ。

数年前から漠然と思っているのは、僕はたぶん、インドの風景が好きで好きで仕方ない。それも特別なものではなくて、そこらへんに転がっている何でもない風景…。

数年前からインドの苦行者サドゥを撮っているが、これもよくあるような、精神世界からたどりついた世界ではなく、インドの田舎の風景から、ジャングル、ヒマラヤ、を通って、気が付いたらサドゥのとなりにいるなあ、といった感じで、その入り口は風景のなかにあった。

先住民が好きなのも同じような理由だ。

ところで、本家chaichaiのコンテンツのひとつ「インド 旅の断片」も88ページになった。旅のあいまにふと撮ったなんでもない写真を気楽に集めたものだが、やはり風景の写真が多い。そして、最初のセレクトから漏れたような写真がほとんどのはずなのに、なんだかお気に入りのシリーズになった。

このシリーズは煩悩の数にあわせて108回で終わることにしているが、本当は何百回でも続けたいところだ。

今回の写真はカーンハ。虎で有名なデカン高原の村。虎を見るため、たくさんの観光客が集まるが、周囲はデカン高原のいつも風景がずっと続いている。周辺には先住民の村も多い。写真の子供はたぶん先住民ではないが、先住民と混じりあって暮らす人々は先住民のようにおだやかだ。インド人というと、ワーワーうるさく威嚇してきて、油断ならない、と思っている人が多いようだが、実際は人それぞれで、地域によっては、シャイで素朴でとてもやさしい。

それにしても、毎日、インド、インドでよくも飽きないものだと自分でも呆れる。それが15年以上も続いているわけだからなおさらだ。

ところで、本家chaichaiの新シリーズ「東京散歩写真」で、一部、写真が見れないページがあった。不具合、というか単純なこちらのミスで、すでに修正しました。

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夏はサドゥとともにヒマラヤへ

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毎日暑い。そして暑い夏がやってくると、考えることは、ただただヒマラヤ、そしてサドゥ…、暑くなくても思い出すわけだが。

写真はサドゥ本第二章に登場したサントスナートババ(左)とアマルナートババ。なんだか、すべてがいい旅だった。

ところで最近、「シヴァとディオニュソス」(講談社)という本をゆっくり読んでいる。本屋で表紙のあやしげなシヴァ絵を見て手に取り、なかをちらっと見ただけで衝動買い。シヴァの本なんて日本にほとんどないから当然買いだが、その内容というのは、「古代、シヴァ教が全世界を支配していた」といったもので、当然、タントラ、ヨーガの起源に触れ、サドゥもそのうち登場してくるだろう。まだ四分の一も読んでないのでとりあえず感想などは書かないが、彼の説が真実なら、やはりサドゥがすべてのはじまり、ということになるだろう。シヴァのモデルはサドゥかもしれないわけだから…。

サドゥを見ても、見なかったふりをするインド通がこの世には無数にいるが、ま、その手の話はきりがないのでまたいずれ…。とりあえず続きを読もう。

(追記)
アマゾンに掲載されていた「シヴァとディオニュソス」の内容紹介を書いておく。

「人類最古の宗教シヴァ教の豊穣なる哲学とは
都市型の社会=自然を搾取する文明はなぜアニミズムから発したシヴァ=ディオニュソス教を弾圧するのか。シヴァの教えが示唆するオルタナティブな原理とは何か。」

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ベンガル湾の朝(プリー)

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オリッサに関係のある人からメールをいただき、プリーの漁村の話題が少し出た。プリーの写真はこれまでほとんどアップしていないが、こういう機会なので、ということでとりあえず今回の写真。

もっと全体が映るような写真が良かったが、浜辺自体は非常に広い。今回は船の写真だが、浜辺にも数千人の漁民が働いていて、風景としては非常に壮観。自然と人間の果てしないドラマを見ているようだ。

この風景を見てすぐ浮かんだのは聖地ヴァラナシの朝。やっていることは全然違うが、何かが重なって見えた。ただし、プリーの漁村のほうがずっと迫力がある。

さて、話題は全然変わって、本家chaichaiのほうに「東京散歩写真」というページを作り始めた。ブログのカテゴリーでも同名のものがあるが、このページでは、今まで、折に触れ撮ってきた写真を全部アップする予定。現在は4ページだが、今までの分だけでだいたい20ページぐらいになると思う。

東京はとくにテーマなく、ふとその気になっては、数時間撮る、という繰り返しだが、今後撮るかもしれない写真も続けてアップしていきたい。よかったら見てみてください。

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鍾乳洞で夏涼み

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暑くてだらけ気味。
こういう日は、地下洞窟にでも行って、涼みたくなる。…なんて普通は思わないか…。

上の写真は炭坑跡ではなく、鍾乳洞。カテゴリーが奥多摩になっているが、場所は秩父です。

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インドのカフェ

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上の写真はインドのスナック兼チャイの店だが、これはやはり、インド風カフェというべきだろうか。

奥まったねずみ穴みたいな場所だから洞窟カフェといった感じだが、高級感はゼロで、中では、こんな下品な男がスナックにかぶりついている。とりたてて居心地が良いわけではないが、チャイ一杯の値段は屋台と一緒で3ルピー程度。男が食べているスナックは好みではないが、サモサをはじめとする各種スナックがあって、いろいろ飲み食いしても(といってもアルコールはない)10ルピー(30円程度)以内。

高級感はゼロ、と書いたが、青い壁が涼しげで写真映りはよい。ただし、洞窟のように涼しいかというと、残念ながら、じつは結構蒸し暑い。

(写真は夏のハリドワール)


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