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山村の飯(ネパール山の旅10)

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ネパール村めぐりは楽しいことばかりではない。辛いことも結構ある。峠の坂道を登るたびに、もう嫌だ!と思うのは毎度のことだし、有名なトレッキングコースを外れると、まずトイレというものがない。場所によっては全然問題ないが、夜などは非常に困る(一番怖いのは犬!)。
それから、昔、山を歩いたときは、寝袋に蚤が住み着き、眠れぬ夜を何日も過ごした。2005年の旅でも何度かやられた。
そして最後に、なんといっても飯が辛い。

飯が辛いといっても、歩くコースによってである。メインのトレッキングコースは何の問題もない。問題ないどころか、場所によっては普通にうまいパスタなんかも食べられる。有名なのがアンナプルナのジョムソン街道。別名アップルパイ街道と呼ばれ、カトマンドゥー、ポカラほどでないにしろ、たとえば、インド、ヴァラナシのツーリストレストランよりはうまい。

しかしながら、僕が好んで歩くような街道は外人がまずいないような辺境地帯であり、飯のレベルががっくりと落ちてしまう。基本的にはご飯とカレー一品、よくて二品で終わりである。それがうまければ構わないが、残念ながら、半分ぐらいは、「えっ」という味である。

一日、二日なら別に問題ないが、これが一週間、二週間と続くと、結構キツイ。街道によっては美味い宿屋(茶屋)が続くこともあるが、2005年の旅ではハズレが多かった。

上の写真も、焼きすぎの卵がついているだけで、あとは……。卵ももちろん特注だから、普通はカレー汁一品でご飯を食べる。この街道は、アチャール(漬物)もほとんどなかった。

ある大きめの村でモモ屋を見つけた。モモとは、チベット風蒸餃子のこと。

「ここで夕飯を食いたい!」と主張したが、気の弱いガイド(というかポーター)に、「宿屋(…というか民家)の面子もあるので、宿屋で食べてください」と泣きつかれて、結局その日もカレー。

ちなみにネパールのカレー定食は現地名ダルバート。ダルは豆のカレー、バートはご飯。まったくそのままである。

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コメント

今、カトマンドゥはジャガランタの紫の花盛り。毎日ネパールごはんを食べています。
ネパールの、空気だけ、送ります。
夢の中だけでも、ネパールに来てくださいね。

投稿: そうなのだ | 2008.05.25 19:02

毎日ネパールご飯ですか。
記事で散々悪口を書きましたが、ともかくうらやましいです。
夢の中だけネパールというのも、さらに辛い朝になってしまいそうです(笑)

ネパールライフ、堪能してきてくださいね。

投稿: 柴田 | 2008.05.25 22:38

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