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晴天日陰(ネパール山の旅5)

Nepal013

デジタルカメラで、オートのまま撮ると、上の写真はもっと温かみのある、黄色がかった色になる。カメラ側が勝手に色調節(この場合は晴天日陰モードに)するわけだが、僕はそれが嫌いで、たいていは晴天モードのまま写真を撮る。晴天モードで撮ると、完璧とはいかないまでも、フィルムのような色が出る。これを基準にして、フィルム時代の色を思い出しながらレタッチして色を仕上げていく。

上の写真自体はフィルムで撮った。村の晴天日陰がそのまま写っている。真昼だったので、上からの太陽光がうまく部屋に回らず、青っぽい感じの色になった。でも、これがたぶん、本当に近い色。山の村には、たしかにこんな時間があった。色を変えてしまうと、旅の記憶から、この時間がすっぽりと抜け落ちてしまう。

ところで、ネパール山の旅シリーズは、基本的には雑誌用にセレクトした写真以外からその都度、選んでアップしている。編集でも、さらにセレクトしたはずだから、二度にわたって落選したものだ。いわば二浪組みたいなものだが、それでも気になる写真がたくさん出てくる。

写真の良し悪しは難しい。セレクトする時期、気分、目的などによってもぜんぜん違ってきてしまい、困惑することもあるが、それがまた写真のおもしろさ。いろいろ見ていると、ほんと不思議な気分になる。

ついでにもう一枚写真をアップ。村の定期市で食べたモモ(蒸餃子のようなもの)。肉が入っているような、あるいは入っていないような微妙な味で、しかも皮がもっさりしていて、これを街で食べたら、たぶんまずいだろうなあ、と思うような代物だったが、毎日カレーとインスタントヌードルばかり食べていたので、ひどくうまかった。

Nepal014


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