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伏見稲荷

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(写真をクリックすると拡大します)

京都の写真というのはじつは昔にも何度かまとまった形で撮っている。これからどうしようという計画はまだないが、今回撮ってきたものを見ると、またいろいろと気持ちが動く。インドが最優先だが、さてどうしよう。

ところで京都を撮りはじめたきっかけ、というと、なんといっても伏見稲荷の存在だ。僕は生まれも育ちも宇治だが、すぐ近くであったにもかかわらず、伏見稲荷のお山めぐりにずっと縁がなかった。もしかすると、ごく小さい頃に行ったかもしれないが、自分で最初に行ったのは、たしか10年ぐらい前。すでにインドを歩いていて、あちこち、聖地なんかも見て歩いたあとだったが、それらがみんな霞むぐらい、伏見稲荷はすごかった。

伏見稲荷のことを簡単に書いておきたい。お稲荷さんは誰でも知っているが、その総本山である。場所は京都市伏見区。JRの駅を出ると、目の前に巨大な鳥居があらわれ、その奥に、立派な神殿を構える京都有数の神社だが、これはあくまで伏見稲荷の表の顔。

神殿の左手から奥へ、「千本鳥居」で有名なお山めぐりが始まる。普通に歩いて一周約二時間ぐらい。赤い鳥居のトンネルをくぐる写真が有名で、おそらく誰もが写真で見たことがある。まあ、あんなところもあるのだな、と知らない人は想像していくのだが、実際は山中、赤い鳥居だらけ、その数は小さなものも含めれば軽く数万、ともかく数え切れない。さらに「塚」と呼ばれる巨岩とお狐さんの彫像がこれまた無数にある。

上の写真は伏見稲荷の一部で、こんな風景が山中に広がっているわけだから、非常に不気味である。とはいえ、僕はかるく10回以上は山をめぐっているので、さすがに慣れた。というより、むしろ非常に落ち着くし、馴染む。今回の滞在でも2回行った。もっと行きたかったが、写真が鳥居だらけになってもまずいので、無理して他をまわっていたのである。しかし伏見稲荷を歩いたあとでは、なんだか退屈してしまったりして、まあ、それだけ伏見稲荷が強烈だということだろうか。

伏見稲荷は京都の代表的観光地とはとてもいえず、来ている人はだいたい地元関西の人らしいが、なぜか西洋人は多い。彼らは結構調べているのである。それで伏見稲荷に来た西洋人がどう思うのかは知らないが、失望して帰る人は決していないだろうと思う。


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コメント

暗い画面に朱色が異様なくらい鮮やかですね・・・!

私も京都に居たときに伏見稲荷に行きました。
一度だけですが、1日かけて山を回りました。

山全体に鳥居の道が巡っていたとは知らなかったので、とてもびっくりして、
鳥居に「##商店」とか書いてあるのを見て、
あぁ、関西人の商売にかける情熱は凄いなぁ、と思ったものです(笑)。

大学の近くの神社にも鳥居が連なっている道があったのですが、
伏見稲荷の鳥居とは比べ物になりませんでした。


なんだか異空間に連れて行かれるような、不思議な山ですね。

投稿: Mee | 2007.11.21 12:58

まさしく異空間ですね~。人がいない時間帯だと江戸時代ぐらいにタイムスリップしたみたいです。

鳥居を信者が金を出して建てているのがなんともいいですね。商売繁盛が多いですが、谷の奥に行くと、神社なのになぜかお経を唱えている人がいたりと、かなり怪しげです。

>大学の近くの神社にも…

前回のコメントから想像すると、その神社、分かるような気がします(笑)小さな山の中の…、ではないでしょうか。伏見稲荷とは比べられませんが、静かで、散歩にはいいところですね。今回も一回行きました。

投稿: 柴田 | 2007.11.21 22:05

>小さな山の中の…

あ、そうだと思います。左京区の(笑)。

よく講義をさぼって散歩していました。懐かしいです。

田舎出身ですので、京都は歴史の教科書に出てくる地名や建物がたくさんあったりして面白かったです。

お金がなかったので、竜安寺とか、果ては嵐山まで自転車で行ったりしていました。ママチャリで...。

貧乏って凄いですね(笑)。

投稿: Mee | 2007.11.22 21:09

>左京区の(笑)。

やはりそうですね。京都の神社(というより、無料で入れる寺社)はだいたい歩いているので、すぐに分かりました。

同じく京都の大学に通っていましたが、やはり講義をさぼってサークルのボックスにしけこんでいました。さぼりすぎて卒業も出来ませんでしたが(笑)、いやほんとに懐かしいです。

やはり金がなくて、市内から鞍馬山を往復した記憶がありますね~。今も、やっていることがあんまり変わっていませんが…。

投稿: 柴田 | 2007.11.22 23:47

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