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夜の街

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旅を一番感じるのはやはり夜。
夜行列車、夜行バス、夜に乗るタクシー、リクシャー、何でもいいけど、やはり走っているものがいい。写真の場所を書く必要はなさそうですが、とりあえず一枚目はコーチン、二枚目はムンバイ、ということです。今回は都市が多かったけど、闇を切り裂くように車の照明やネオンが走っていくのもまたいいものです。

(追記)去年の夏に「地球の歩き方」で取材したスイスの写真が07~08年度版に掲載されています。クレジットがないからどの写真がというのは言えないのですが…。取材でもなければスイスなんて一生、縁のない国だと思っていました。まあ、お金持ちが行く国ですので、chaichaiを訪れる人でスイスに興味のある人は少なさそうですが、もし機会があればご覧ください。

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コヴァラムビーチの夕暮れ

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あやしい記事と写真が多いので、たまには潮騒の音でも想像しながらリラックス~、といった写真です。

西海岸に長く伸びるケーララ州、その最南端に程近いコヴァラムビーチの夕暮れ。ビーチリゾートはあんまり好きじゃないけど、今回はシーズンオフということもあり、静かでよかった。といっても、たったの一泊。

まあ、三日もいると飽きてしまうので、これで十分かな。

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ここにもサドゥーが…

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昔、ヴァラナシのビシュワナート寺院に入ったことがある。通称黄金寺院と呼ばれ、インドでもっとも格式ある寺院である。こうした寺のいくつかがそうであるように、この寺にも外国人は入れない。でも入れないと聞くと入りたくなるのも人情で、いろいろ工夫した結果、何とか入ることが出来た。

それでどうだったかといえば、別にどうってこともなかった。敷地内には入れたが、たぶん、ご本尊までは見れなかったように記憶している。

あれから十五年がたち、ヒンドゥーへの想いは増すばかりだが、大寺院のご本尊に会いたい、といった気持ちは逆になくなった。というのも、大寺院の神殿というのは、まず例外なく人でごった返し、もちろん写真も撮れないし、おまけにちょっとのぞきこんでいると、あの赤や黄色の粉を額いっぱいにつけられてしまう。つまり、落ち着いてご本尊と向き合えるような環境ではない。

というしだいで、神殿に入れる場所であっても、あえて中に入らないことがほとんどである。なかには数時間待ちのような寺もあり、正直言って時間の無駄である。それに、神殿に入れなくても会いたいものにはじつは会える。

というわけで、前口上が長くなったが、前々回に続いてマドゥライのミナークシ寺院。やはり中心の神殿には入れないが、その周辺で十分楽しめる。

前々回のコメント欄で、ある像のことが話題になり、それを紹介しようと思ったが、その像の持つ意味がまだよく分からない。いや、ずっと分からないかもしれないが、とりあえずそれは次回以降にまわして、今回は上の三枚の写真。

左の写真はちょっとおいておいて、まず真ん中。小さなお堂のなかに、写真では見づらいが、シヴァリンガがまつられている。写真が曲がっているのは、あまりにも暗いので、カメラを地面に押し付け、ノーファインダーで撮ったためだ。お祈りしている人の後ろで、外人がガタガタやっていたにもかかわらず、写真の女性は延々と祈り続けていた。

取材していないから分からないが、彼女は神殿にも立ち寄らず、ただただ、このシヴァリンガにお参りするためだけに、ミナークシを訪れたのかもしれない。

右の写真はゾウの神様ガネーシャ。奥にはやはりシヴァリンガがまつられている。
このガネーシャ、灰かなにかがうずたかく積もって、ちょっと異様な雰囲気を漂わしている。太鼓腹で陽気な神様といったイメージが消え、ちょっと恐ろしい感じだ。放っておくと、どんどん恐ろしさがつのって、気づくと、掃除しようとする人さえいなくなるかもしれない。まあ、本来の野生の姿に回帰しようということなのか。

さて、長くなってしまったが、ようやく左端。

体つきがちょっと奇妙な感じもするが、長い髪からすると、これはやはりサドゥーじゃないかと思われる。もしかすると女サドゥーかもしれないが。

南インドではあまりサドゥーの姿は見かけないが、いないわけではない。昔はもっといたのかもしれないし、北インドとはまたちょっと違った生態を持っていたとも想像できる。まだいるかもしれないから、今度、あらためて探してみよう。

サドゥー像にも赤い粉があちこちについている。これはやはり、一部の信者が、「おっ、これは」と思って、ベタベタやった結果である。サドゥー像を一心に信仰している姿は残念ながら見られなかったが…。

三つの神像を紹介したが、とくに最後のサドゥーは、たぶん、神殿内部では見られない。これは正式の神ではない、ということで、神殿周辺の適当な場所にまつられる。だから僕のように、あまり正式でない神様が好みの人間にとっては、逆に神殿周辺がおもしろかったりする。

ちなみに正式な神というのはバラモン(ブラーミン、パンデット)が守る神様で、反対に正式でない神様は、そこら辺の村人とか、下手をすると流れ者、それに当然、サドゥーがその守り主におさまることもある。日本でいえば、そこら辺のお稲荷さんやお地蔵さんだと思えば間違いない。

それにしても、ミナークシ寺院はすごい。神殿に入れなくてもいくらでも楽しめる。まだまだ撮ったので、続きはまた今度。

それにしても長くなってしまい、疲れた。


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自由な学校

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暗い色調の写真が続いたので、今日は学校の写真です。砂漠のとある村にある小さな学校。勝手に撮るのも失礼だからと、一応校長先生のところに挨拶に行った。
「生徒の数は何人ですか?」よく分からないが、一応取材のような質問をする。
「60人ぐらいかな…」
「半分ぐらいしか来てないようですね」
「あっ、うちは自由なの。完全フリーダムね。来ても来なくてもいいんだよ。適当~に、好きなときに来てもらってもいいわけだよ」
急成長著しいといわれるインドだが、一歩田舎に入ると、いまだこんな感じ。
こういう話を聞くと、ちょっと明るい気分になる。まだまだ楽しめる国なのだ。

ちなみに、この砂漠ツアーの運転手によると
「この国には百万人のサドゥーがいる」とか。百万人というと千人に一人、ちょっと多く見積もりすぎかな~と思う。僕の勘では二千人に一人、五十万人といったところ。それでもサドゥーだけで大都市が出来上がる。
その他、もろもろの放浪者、無用者を含めるとやっぱり百万人を突破するかもしれない。
まさに世界最大の自由国家。
サドゥーの話で盛り上がっていると、「俺もサドゥーに会いたいな~」と運転手が言い出した。
運転手といっても彼はホテルの次期オーナー兼マネージャーだ。
サドゥーの世界はこんなに楽しいと、いろいろ吹き込んでおいた。
インドがいつまでも楽しい国であるために…。

(注)サドゥーについてはこのブログも含めてchaichaiのいたるところに紹介しています。

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ナタラージャを照らす光

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南インド、タミル地方のマドゥライ。
女神ミーナークシをまつる大寺院で有名だが、ミーナークシの旦那といえばやはりシヴァ。どこに行っても、とりあえずシヴァを探すのが僕の旅なのだが、そう思って旅していると、さまざまなところでシヴァとその仲間(サドゥー…???)たちに出会える。

というわけで、今回はナタラージャ(踊るシヴァ)を照らす光。薄暗い境内なので、光が射さなければそこにシヴァがいることさえ分からなかったかもしれない。
「おいおい、ここにいるぞ」とシヴァが言ったのだろう…。

サドゥーの写真を撮るようになってから、以前にもましてシヴァの姿が心に刷り込まれてしまった。シヴァ寺院なら行くけど、違う神様ならやめようかな~といった感じの旅行である。
そしておもしろいことに、シヴァ寺院の周辺では求めていたもの、風景、人に出会えたりする。

ちなみにシヴァでなくても、シヴァ系の寺だと一応出かけようかな~ということになる。

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