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カジュラーホーより

夜行バスで今朝カジュラーホーに到着しました。
今回はデリーからアーグラーを経てボパールへ、
そこからchaichaiでも紹介しているデカン高原の中心部に位置する
パチマリという山奥の町を訪れました。

パチマリでは8日間滞在して、うち3日をジャングルに点在する太古のロックアートめぐり、
その後の3日間を近隣の村めぐりに費やし、ようやく平野部に戻ってきました。
パチマリに行くかどうか、ずっと迷っていましたが、行ってよかった。
また行きたいぐらいです。

パチマリを再び訪れたことで、インドがさらに広がりと奥行きをもった
世界に感じられるようになりました。
そのままデカン高原を旅したい欲求に駆られますが
そうはいかない事情があります。
明後日からはガンガー流域アラハバードです。
初日の出はガンジス川となりそうです。

それでは、皆様、よいお年を!


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インドに行ってきます

Haridwar003

明後日13日からふたたびインドです。
約一ヵ月半の旅、帰国は1月27日の予定です。
デカン高原、それからガンジス川あたりを歩きます。
可能でしたら、途中経過などをお知らせしたいと思います。
写真のような楽しい感じの旅になれば、と思っています。
アップできるかどうか分からないので、一応、

皆様、よいお年を!
来年もよろしくお願いします。

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あまり見れませんが、何かありましたら下記のアドレスへ

shibata1413chai@hotmail.com

(追記)旅行中は上のアドレスで、ということです。


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ガンガー対岸の夕暮れ

Varanasi001Varanasi002

前回ヤワラーに関するブログをアップしたのが月曜日でしたが、その翌日からココログが50時間を越えるメンテナンスに入ってしまいました。事前に告知があったそうですが、分かりにくい場所にあり、見落としていました。メンテナンス中はコメントを書くことも出来なかったのですが、コメント欄はいつもどおりだったので、もしかすると、コメントを書き終え、送信しようとした段階でメンテナンス云々を知った人もいたのかな、と心配していました。もしそうだとしたら申し訳ありません。

今回の長時間のメンテナンスは結局すべて失敗に終わってしまったようです。それで告知の仕方も含めてまた非難が続出します。ココログの実質的管理が外部委託業者であることも槍玉にあがっていましたが、こういうところで働く人が実際は一番しんどいんじゃないかと思います。安賃金で忙しく働いた挙句、ミスをすればあちこちから叩かれる。
前にも書きましたが、有料ブログといっても支払っている金額はそんなに高いものではないです。
先日、安い中華料理の店に入ったときも、味やサービスに関するくだらないアンケート用紙を配られましたが、一杯500円の丼なんだから、普通に食べられるものであれば十分じゃないかと。
誰が悪いというのでもないのでしょうね。便利を求めれば求めるほど自分たちの首を締め上げていくようなものなのかと…。

写真はそういった世界からもっとも遠いガンガー対岸の夕暮れです。対岸は不浄の地とも言われますが、不浄の地だから目ざとい人間もおらず、たいした商売も発展することもないから逆に平和なようです。
ちなみに右の写真の右の少年の手にしているものは凧揚げの紐です。
毎日、飽きもせず凧を揚げるのですね。

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ヤワラー

Bangkok01_1Bangkok02Bangkok03
Bangkok04Bangkok06Bangkok05

先週はモノクロネガをスキャンしたデータのゴミ取り傷取りの話を書いた。
今はそれも終わり、ネパール関連のカラーポジのスキャンを終えたところ。
スキャンした画像は、ライトボックスでポジをダイレクトに眺めるのとはだいぶ違った感覚があり、それはそれでおもしろい。透明感は失われるが、より印刷原稿に近づいた感じがある。結局印刷原稿が最終的な形になるから、それによってまた選択も違ってくるし、何よりおもしろい。勢いあまって、前からスキャンしたいと考えていたバンコックの写真をちょこちょこスキャンし始めて、おっと、こんなことをやっている場合ではなかったと反省する。
やらなければいけないことがいろいろある。
バンコックの写真はまたあとで。
でも一部スキャンしたから、そのなかから6枚アップした。
師走の冷たい風が吹く季節には不似合いな写真で恐縮だが…。

バンコックの写真を撮ったのは5年6年前。
インドに行くためにバンコックに立ち寄ったら航空券がなかなかとれず、バンコックに二週間足止めをくらった。インドビザ取得のためにパスポートもないからアンコールワットなどにも行けない。
南の島は嫌いだし、さてどうしよう、と悩んだ結果、「そうだ、ヤワラーの写真でも撮ってみるか」と思い立った。
ヤワラーというのは、バンコック中華街のこと。フォランポーン中央駅から西に広がる下町である。
いや、下町というより場末か。東京で言えば上野といった感じだが、公園も美術館もなんにもない古びた町だ。

ヤワラーを撮ろうと思い立ったのは、さらに時間をさかのぼる今から15年前ぐらいのことを思い出したからだ。当時二回目の海外で、ちょっといろいろ不安などを抱えているなかでの旅行だった。
ちょうど写真を始めた頃で、ネパールを前にして乗り継ぎのため、はじめてバンコックを訪れた。
その頃泊まっていたのが中華街、ヤワラーだった。なぜヤワラーなのかというと、当時ヤワラーのはずれ、まさに場末のような場所が日本人旅行者の溜まり場だったからである。
カオサン全盛の現在では考えられないことだが、あの頃はヤワラーには日本人専用みたいな変な宿が数軒あり、日本人貧乏旅行者だけがこのあたりをねぐらとしていた。
アジアブーム前夜といった時期だったのだろう。西洋人の町カオサンなんて鬱陶しいだけ、という旅行者がまだまだたくさんいた。ちょうどベトナム自由旅行が解禁になった年でもあり、ベトナムは天国だ、といった声がちらほら聞こえた。
当時のヤワラーの雰囲気については二年前のブログに書いたので、よければこちらから。

あれから数年後、たぶん95、96年ぐらいだと思うが、メインの日本人宿が営業停止を受けて廃業したのを機に、ヤワラーから貧乏旅行者の姿がほとんど消えてしまった。僕も嫌々であったがカオサンに立ち寄ることが多くなり、ヤワラーのことはすっかり忘れていた。
それが5年、6年前に急にヤワラー界隈を撮ってみる気になったのである。
どうしてなのか。たぶん、旅行を始めた当時の頃が懐かしくなったのだと思う。
最初はカオサンから通いで撮っていたが、その後、何度かヤワラーのホテルにも泊まった。
安宿はゴキブリ宿だったので我慢ならず、エンペラーホテルとかいう、でも名前のわりにはぼろくて安い中級ホテルに泊まった。
次の年もインドの行き帰りに少しづつ撮った。

撮っているときは15年前の自分に戻った。
なかなかおもしろい写真になったと思うが、それにしても、ヤワラーはやっぱり旅の通過点に過ぎない、というのが素直な感想である。
「いいね」と言ってくれる人もあったが、結局雑誌などに掲載されることもなかった。
まあ、所詮は場末である。
場末といえば、今撮っているサドゥーもやっぱり場末といえば場末か。
場末が好きなのかな~。困ったものである。

バンコックの写真は来年でもchaichaiのなかに特別ギャラリーを作ってアップしたい。
でも、どうせ作るならまずはスペイン、ポルトガル、あるいはエジプトかな。
なんて、場末の写真はいつも後回し…。

長くなったが、少し写真の説明を。
上段左はヤワラーに程近い船着場。カオサンから通うのはたいていボートを使う。
写真の船着場は、ヤワラーまで少し遠いが、まっすぐ東に向かうと、右手に、インド人街、そして左手に泥棒市場、などを眺めながら二十分も歩くとヤワラー中心街にたどりつく。
下段中央はえらく暗い路地にある祠。ヤワラーにはこういうのが多い。お祈りしてもいいことなさそうだが、惹かれるものがある。
下段右、ふかひれスープ屋。この通りを北上すると日本人旅行者がたむろしていた場所に行き着く。
ヤワラーのなかでも一番場末の雰囲気が濃くなるあやしく叙情的な場所だ。

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