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ブッダの生まれ変わり…(?)

ネパールでブッダの生まれ変わりという少年が注目を受けている(記事はこちら)。少年は15歳、聖地の菩提樹の下で数ヶ月に及ぶ瞑想を続けているのだということで、その間、食事も水も摂取していないのだという。本物かニセモノかは定かではないが、このような行為に走る人というのはインドあたりではときどきあらわれる。そして一定期間をこうして過ごしたあと、だんだんに話せるようになって、以後聖人として尊敬を受ける。ただ、本当に悟ってブッダとなったかどうかは人それぞれ。また誰が決定するわけでもない。
ただ、少年はちょっと普通とは違うかもしれない。断食しているわりには立派な体格をしているようで、それほど衰弱しているようにも思えない。痩せこけていないのは、実はこっそり食事をしているか、あるいは常人とは違った気質体質で、食べなくても痩せないような秘密があるのかもしれない。記事では民族名が明記されていない。目をつぶっているのではっきりとは分からないが、いわゆるモンゴリアンの血を引いているか、あるいはモンゴリアン系かもしれない。肌の色もかなり白いように見受けられる。名前はラム・バハドゥール・バムジョンということだが、民族名はやはり分からない。ただ、シェルパなどの高地チベット系仏教徒ではないようだ。
場所はバラ地区、というので調べてみると、インド国境、ビールガンジのすぐ近くらしい(ナラヤニ県バラ地区)。ということは、インド、ビハール州パトナーか10時間くらい、ネパールの首都カトマンドゥーからもやはり10時間くらいか。冬休み、ネパールはもちろん、インド北部を旅する人なら行って行けない場所ではない。
この少年、ルックスもいいから、もし本物だとされたらすごい人気になるに違いない。すでにマニアックな外人たちが訪れているかもしれない。サイババ以来の大物だが、仏教系なのでどうなるのか。ま、僕自身は実はサイババにもダライラマにも興味を抱かない人間なのだが、そうはいっても南アジアのことなので以後注目してみたい。

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「ブッダの生まれ変わり」ではなく「釈迦の生まれ変わり」ですね、正確には。

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牛のような気分

usiusiusi003ブログをはじめて一年が経過した。一年前の今頃といえば、気分的にちょっと焦りみたいなものがあって、それであたふたとホームページを作ったりブログをはじめたのかと思う。…そしてあれから一年、別に状況は変わっていないような気もするが、何故かとても平和で、シャンティーな気分である。目を閉じると(別に閉じなくても…)、まるでインド牛になって、夕暮れの街をうろついているようにとてもおだやか。もしかするとインド音楽の聴き過ぎかもしれない。このあいだもネパールで大量に買ってしまった。ちなみに、最近は映画音楽ではなく、メディテーション音楽というのかニューエイジ系というのか、そちら系(?)です。瞑想なんかはしないけど…、普通とは違う時間を流れていくようでのんびりできる。
というわけで、ブログに書くような話題もなく、ちょっと困っています。とりあえず、引き続きchaichaiのほうの充実化を図っていく方向ですね。
今回の写真ですが、西インド、グジャラート州のポールバンダーという街で撮った写真と記憶しているが、違うかもしれない。もう8年前の写真だから、だんだん分からなくなってきた。インドの牛、いいですね。でも結構、顔アップで撮るとすると難しい。豚のほうが簡単だ。

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火祭りの帰り道

mukasi001写真は14年前、はじめて一眼レフカメラを買った頃のもの。友達と鞍馬寺の火祭りを見に行った帰りに鞍馬駅で撮ったようだが全然記憶にない。多分、駄作だと思ってプリントも捨てたのだと思う。でも、駄作は駄作なりに結構味わいがあったりするから、ブログの企画で、そういう写真を集めてこようかと思いついた。企画名はどうしよう。次回までに決めておこう。写真については、退色した感じなんかもいいし、何よりふと思いついた時に撮った感じがいいかな。そういう時は、「理由はないんだけどなんか気になる」ということで、本人は知らなくとも、きっと撮る理由があったんだと思う。ま、そんなことを考えながら温かいコーヒーでも飲むのも楽しい。いかにも秋の夜長、といった感じですね。
(ちなみに写真はカラーネガからのスキャンです)
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半年間更新のなかった本ホームページchaichaiを動かし始めました。とりあえず、ケーララギャラリーを完成させて、「写真で見るインド」にも一つ追加。今後、年末にかけて少しづつ写真や文章を増やす予定です。ハンピ、タージマハールなども登場する予定です。出来ればスリランカを独立させたいところですが、これはちょっと間に合わないかも。

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清里の秋

kiyosato101秋も深まりしんみりする季節がやってきた。昔は秋が一番好きだったが、最近はそのあとの冬の長さを思って憂鬱になることもある。よく考えると昔は冬中インドあたりにいたから秋が好きだと思えたのかもしれない。最近は逆に春から夏が好きになった。
写真は清里。大昔、11年前か12年前に、駅前の売店で三ヶ月ほどアルバイトをしていた頃の写真です。働いていたのは9月から11月いっぱい。仕事を終えると、寮近くの「美しの森」という丘に登って毎日夕焼けの写真を撮っていた。目の前には八ヶ岳があって、毎日いろんな色に染まりながら闇に消えていく。すっかり夜になってから寮に戻ってすぐ食事、それから風呂に入って寝るのかと思いきや、二日に一度は友達の車で甲府あたりまで遊びにいっていた。そして夜中に戻ってきてカップラーメン。うーん、懐かしい。みんなどうしてるかな。奇人変人の集まりだったが…。流れ流れて今頃はどっかの温泉街なんかで埋もれてしまったか、案外すぐ近くにいるかもしれない。それはともかく、とてもいい秋で、忘れられない。いつか「清里の秋」ギャラリーも作ってみよう。
(三日前かに懐かしい人からメールを貰ったというのも理由の一つかな。その人の出会ったのはちょうど清里のあとだったと記憶している)

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バンコックで途中下車

bangkok01bangkok02今回の旅では久しぶりにバンコックを訪れた。個人的にはタイという国にさして興味を持っていないが、嫌な国だと思ったこともない。バンコックでは何もしないが、一つ好きな場所がある。ヤワラー、中華街である。あの場末の雰囲気がとてもいい。数年前にはインド行きの飛行機を待つあいだにかなりの写真を撮ったりもした。迷路のような路地もすべて歩いた。危険なイメージがあるが、じつは全然そんなこともなく、写真を撮るとまずい路地が一部あるくらいのものだ。ホテルはエンペラーホテルと言う古びた中級ホテルがあってそこに泊まっていた。食事は中華、タイと何でもあるが、とくにお粥屋が気に入っていた。お粥は一杯5バーツで、一皿20~30バーツ程度のおかずを何皿か頼んで一緒に食べる。しみじみとおいしい。
そんな中華街にサンペーレンと呼ばれる一直線の細い路地がある。距離は軽く2キロ以上はあるだろう。両側に雑貨屋や衣料店がずらりと並んで昼間でも物凄い数の買い物客でごったがえしている。昔は怪しげな通りであったようだが今はすっかり健全になり、30歳前後の女性に特に人気がある。僕自身は特にこの通りに用事はないが、路地をうろうろしていると日に何度となくサンペーレンを歩くことになる。
今回はバンコックに二泊だったのでカオサンに泊まったが、やはり懐かしく、中華街に行ってサンペーレンも歩いてきた。以前にもましてかわいい店が増えたようで、歩くのがちょっと恥ずかしいぐらいだ。相変わらずアメ横を上回るほど混雑していたが、不愉快なことは何もない。この路地ではどれほど混雑したところで、押されたり突付かれたりすることはまずありえない。目の前から荷車がやってくると皆静かに脇に身を寄せ、嫌な顔一つしない。そんな様子に僕はいつも感心してしまう。サンペーレンから少し北に歩くと目抜き通りのヤワラーにたどり着くが、この通りを適当に横断するときも、道行く車に追い立てられることもなければクラクションで脅されることもほとんどない。運転席でいらいらしているドライバーなんかも見たことがない。タイのドライバーというのは道が空いていればスピードをガンガン上げてすっ飛ばしていくが、意外なほど歩行者には優しいように思う。
さて、バンコックで二日したあとようやく成田空港に到着したが、そこで目にした日本人の姿にはちょっと驚いた。何をそんなに急いでいるのか、飛行機から降りた乗客たちが物凄い勢いで入国審査口を目指して歩いていく。いくら急いだところで、荷物は遅れて出てくるから無益なようだが、さすが(?)は日本人というほかない。ぼやぼやしてると突き飛ばされそうな殺気さえ漂っている。いつも思うことだが、帰国した、という安心感に包まれることはあまりない。
ただ、だからタイのほうがいいとかなんとか、そんなつまらないことをいうつもりはない。日本は日本だし、世界はいろいろあっておもしろいなあ、と思うだけのこと。もちろんネパールもおもしろかった。心残りは、僕とそっくりだといわれるグルン族と付き合うチャンスがあまりなかったこと。昔からネパール人にいわれていたが、今回もうるさいくらいに似ていることを指摘された。ちなみにグルン族の性格というのは一般的には単純直情型、得意な仕事はポーターと軍人である。僕はポーターにも軍人にもなれなさそうだが、今回雇ったガイドに言わせると、怒るとまるでグルン族のようだったという。まあ、適当なことを言っているだけだろう。

ところで、バンコックの写真は昔撮影したものです。左はどこかの路地、右はヤワラー通り沿いのチャイニーズ雑貨の店。バンコックの写真もそのうちまとめて掲載したいな、と思っています。

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ネパールから帰ってきました

一昨日帰国したのですが、すぐに写真の現像、それから写真の整理などをしていたら二日たってしまいました。写真は久しぶりにポジでの撮影でしたが、出来はまずまずといったところ、とりあえずほっとしました。最近はデジタル撮影が続いていたのでフィルム撮影は大変でしたが、あがりを見ると、さすがに色はきれいに出るものだなあ、とあらためて思ったりしましたが、とはいえ制約がなければやはりデジタルでしょうか。

カトマンドゥーでは、あのあと意外な出会いがありました。旅行写真サイト「たびそら」の三井さんと偶然出会い、長々と話し込む機会がありました。そのことは「たびそら」のブログにも書かれているので詳しくは書きませんが、知っている写真の作者と直接話すのはいいものですね。「たびそら」ファンには申し訳ないが、新作も見せてもらいました。長く写真を撮っているのに、視線が新鮮で、被写体にたいして素直な気持ちが出ていてとても良かった。
「たびそら」をはじめて見たのは二年ぐらい前だったか、ネパールの少女がパッと目を引いて新鮮でした。ネパールの少女をちゃんと撮るのは自分くらいだと思っていたので、ちょっと驚いた記憶があります。感性はもちろん一緒ではないのですが、ネパールのなんでもない村を数週間かけて歩く旅のスタイルはほとんど同じです。ただ、話していて分かったのは、僕のほうが一日に歩く距離や時間はかなり長いということです。年齢からいえば僕のほうが年寄りなんですが…(笑)
さて話はちょっと変わりますが、カトマンドゥーではフジゲストハウスというホテルに泊まった。昔、10年前と11年前に結構お世話になったのだが、その後連絡もせず、会わせる顔がないなあ、と思っていた。それでカトマンドゥーではどこか別のホテルを考えていたのだが、空港を出たところでいきなり「柴田さんじゃないですか~?」と声をかけられた。声の主はフジゲストハウスのジヴァンさん。「10年もどうしていたのですか~?」
結局ジヴァンさんと一緒にフジゲストハウスに直行して、懐かしい皆さんと再会し、そのまま泊まることとなりました。しかも割引までしていただいて、何かこちらで出来ることはと考えたが、まあ、フジゲストハウスのホームページにリンクすることぐらいしか出来ない。ということで、まずはブログからリンクしておきます。

旅の話はまだまだありそうですが、今日は長くなったのでとりあえずこのへんで…。

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