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ガンジス川源流への旅8(国際電話)

people04aa昨日、近所のショッピングセンターで買い物をしていると、最近ほとんどならない携帯電話が鳴り始めた。なんだろう、と思って電話に出ると、しばらく沈黙があり、それから「ハロー、ハロー」と呼びかける声。おっ、外人だ、というより、インド人だ、と思ったが、僕にはあまり「まともな知り合い」はいないはず。「まともな知り合い」というのは、つまり、国際電話をかけ慣れているような人、つまり上流インド人ということで、そういう人でないとすると、いったい誰だろう?もしかして、このあいだデカン高原の村の、共同洗濯場で話した女の子かな?電話するって笑いながら言っていたしな、と思ったが、受話器の向こうから聞こえてくるのは紛れもなく男。ということは、あのサドゥーが、写真はまだか、と電話してきたのか。携帯電話、しかもPHSに、裸のサドゥーから電話がかかってくるというのも世も末だな、などと、一瞬のうちにいろいろな考えがよぎっていったが、電話の主は、トレッキングガイドだった。別に用件はなく、というより、もともと身振り手振りがないと意思疎通が難しいような関係で、しかもちょっとタイムラグがある。元気か?元気だ、ぐらいで終わってしまったが、その割には、なんだか胸騒ぎがするような電話だった。受話器と受話器と通して話している人間どおしのあまりに違う環境が感じられて変な気分だった。たいした音がなくても、僕は受話器の向こうから、インドのいろいろな音を聞き、匂いが嗅ぎ、光景を見た、そんな気がしていた。それにしても、あのガイド、何のために電話をしてきたのか。親友だと思っているのか、あるいは上客だと思っているのか、いずれにしても、期待にこたえるためにまた行くしかないかな。
写真はガンゴートリーの寺の崖上に寝ていたサドゥー。彼には名刺を渡してないから電話がかかってくる心配はまずないだろう。
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トレッキングガイドのソンパール君は「ガンジス川源流への旅5」ですでに紹介済みです。

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コメント

直感がいちばん信用できる感覚です。隅から隅までHP拝見いたしました。もう気持ちはヒマラヤとガンジスです。来年行くことにしました。ありがとうございます。

投稿: MS | 2009.10.14 23:07

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