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難民キャンプ?(インドの顔16)

alahabad01じつはこれ、巡礼者用のテントである。ところはガンガー(ガンジス川)中流域、三つの川が交わる聖地サンガム。毎年1月から2月(ちょうど今ですね)にマグメーラーという大きな祭が開かれる。祭の期間中、この聖地にはインド中から数百万人を超える巡礼が訪れるのだが、問題は巡礼用の宿泊施設である。数キロ先には大きな町があるのだが、まさか数百万人を収容できるわけもなし、また、あったところで貧乏な巡礼には利用できない。というわけで、こうして巡礼者用のテントが設置されたのだが、それも多分、近年になってからのことだろう。昔は寒風の吹く河原でごろごろ適当に寝ていたのだろう。そんな過酷な状況のなか、毎年のように多くの死人も出て、さらには伝染病が蔓延したようである。まあ今だって状況はそれほど変わってはいない。仮設のトイレなんかもあるにはあるが、何しろ人数が人数なので間に合わない。それに貧しい巡礼の多くが村出身である。彼らはトイレというものを知らない。そして、人がしたところで自分もするという習慣がないから、トイレはたちまちうんこまみれになってしまう。というわけで、結局みんな外でやることになるので、とくにテント場近くを中心に、怪しげな匂いが立ち込める巣窟と化してしまう。まあ、そんな匂いがインドの街では普通なので、とくに気にはならないが…。
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マグメーラについてはこちらでも書いていますので、興味のある方はどうぞ。

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