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ジャイサルメールの路地(インドの顔13)

jaisal03タール砂漠のど真ん中にある城郭都市ジャイサルメール。迷路のような路地を歩くと、砂漠らしい華やかな色使いの家々が並び、なかなか楽しい。そんな時、赤ちゃんを抱い女性に出会った。鮮やかなサリーが背後の壁や門の色によく似合って美しい。ガネーシャ(ゾウの神様)の絵も楽しい。それに子供の目もなんとなくおもしろいし、うーん、インドはやっぱりいいね。
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砂漠の国ラジャスターンはとくに西洋人旅行者が多い。反対に、日本人は圧倒的にガンジス川だ。ガンジス川沿いは仏教の聖地も多いし、なんといってもヴァラナシがある。殺伐とした雰囲気がいかにもインドという感じだが、それだけがインドではない。機会があれば、是非砂漠の旅を!
(chaichaiのほうにも、砂漠地域の写真はたくさんあります)

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インドのロボット(インドの顔12)

robotto1今日は気晴らしにこれ。インドのロボットです。お祭などで屋台に置かれているが、じつはその正体を知らない。でも、こうして写真で見ると、まるで土偶のようでなかなかかわいい。アクセサリーなどに囲まれているのも、ほのぼのとしてインドらしい。ところで、どうやって遊ぶのかな?

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猿の神様ハヌマーン(インドの顔11)

hanuman01今日は猿の神様ハヌマーン、叙事詩「ラーマヤーナ」では、ラーマの忠実な部下として、ランカー島に誘拐されたシーター救出に獅子奮迅の活躍をする。「ラーマヤーナ」はその後、東南アジア、さらには日本にも伝わった。「桃太郎」がそうである。そういえば「見猿・言わ猿・聞か猿」の三猿もインドで見たことがある。ところで、インドにはハヌマーンモンキーと呼ばれる猿がいる。尻尾の長い大きな猿で、見た目は恐いが、性格は比較的おだやかだ。静かにたたずんでいる姿はまるで聖人のようであり、その姿が猿の神様ハヌマーンへと進化したのだろうか。それに反して、いわゆるニホンザルに近い猿もいるが、こちらは要注意だ。食べ物をもってぶらぶらしていると、襲われて食べ物を奪われてしまう。それはさておき、ハヌマーンは今もインドで大人気の神様だ。何年か前もハヌマーンを主役とする連続ドラマを放映していた。これは日本でいう「大河ドラマ」のようなもの。日本だと「源平の合戦」や「戦国時代」が舞台になるところだが、インドでは「神々の時代」がそれにとってかわる。何万年、あるいは何億年もかなたの「神々の時代」こそ、インド人にとっての真の黄金時代というわけでなのだ。
(追記)西遊記の孫悟空もまた中国版ハヌマーンだ。
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(追記2)コメントをいただいたチョムプーさんのブログ「ココナツ・カフェ」に、タイバージョンのハヌマーン物語が紹介されています。

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ラダック遊牧民(インドの顔10)

yuubokumin05インド最北部、ラダックの東部に住むチベット系遊牧民。マナーリーとラダックを結ぶ幹線道路近辺から中国国境近くにかけて住んでいる。この一帯の標高は4000メートルを超える。冬はなんとマイナス40度にもなるという。生活は一見大変そうだが、飼っている羊からパシミナ(カシミヤ)が取れるのでお金もそこそこ、自由もあるし、人ごみもないし、単純にはいえないが、それほど悪くはないと思う。なかにはパシミナビジネスで大金持ちになった人もいるそうな。遊牧民を訪ねるには車をチャーターする必要があるが、ただラダックを旅行するだけならバスで十分。壮大な風景を眺め、車内に流れるヒンディーポップスを聴いていると、このバスに乗って永遠に旅行したいなあ、と思ってしまう。
(ラダック遊牧民の写真はchaichaiのこちらのページから多く見ることができます。興味のある方はどうぞ)

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ゴアのお土産物屋(インドの顔9)

goamiyage02ゴアのアンジュナビーチ、かつてはヒッピーの三大聖地と呼ばれた場所のひとつ。最近はインド人旅行者も増えてしまったが、それでもまだヒッピーの生き残りもたくさん住んでいて、雰囲気はとどめている。ところで、写真はカシミールからやってきたお土産物屋さん。カシミールは紛争で商売にならないから、というので、インドの観光地には必ずといっていいほどカシミール人の商人を見かける。彼もその一人だ。売っているものを見ると、ヒッピーの聖地らしく、チラムと呼ばれるパイプ(左下)がずらりと並べられている。これは大麻を吸うための伝統的な道具で、ヒッピーなら必ず一本は所有している。蛇の彫刻などもしてあって、素朴な味わいを持っている。ところで、最近はインドも麻薬の取り締まりが厳しくなった。大麻も例外ではない。一度、大麻で捕まったという日本人に会ったことがある。彼は当時裁判中で、そのときは仮出所で町に出ていた。「あと5年は刑務所暮らしです…」と泣いていた。インドの刑務所で5年はつらいな…。インド旅行を計画される皆さん、くれぐれもご注意を!
…と、話があらぬ方向へいってしまった。でも長くなってしまったので、ゴアの話はまたの機会(いつのことやら…)で。

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タミルの巡礼者(インドの顔8)

jyunrei03写真は南インド、タミル地方の聖地を旅する巡礼たち。寺を前にして、巡礼たちは正装し、花輪で飾りつけ、楽隊を雇って、賑やかに寺へ入っていく。インドの神様は派手好きなので、ともかく賑やかに情熱的に、そして一心に神様のことを思って、巡礼しなくてはいけない。トランスに入って、歌い踊り、地面をごろごろ転がる信者も数多い。そんな巡礼たちの表情にあるものは「幸せ」そして「充実感」である。タミルのこうした巡礼文化は日本ではほとんど紹介されていない。また、日本人の目には、あまりに健全すぎてかえって嘘っぽく映るかもしれない。僕もこれをどう紹介したものかよく分からないが、ホームページのほうの、「ムルガン神の聖地パラニ」で少し紹介している。興味のある人はどうぞ。
…なお、写真はラーマヤーナの舞台でもあり、シヴァの聖地でもあるラーメシュワルムである。

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笑う牛(インドの顔7)

warauusi今日は肩の力を抜いて、笑う牛ということで…!インドの動物についてはchaichaiの「インド動物事情」か、あるいは「動物と神様とインド人」に書いていますので、興味のある方はどうぞ。

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チャイ屋(インドの顔6)

chai02カルカッタのイスラム街にあるチャイ屋。この手のチャイ屋としては規模は大きく、イスラム教徒の社交場となっている。サモサやパコラといった揚げ物系スナックもあり、貧しい労働者にとっては飯屋のような存在でもある。例えばここでチャイを一杯、サモサ(ジャガイモを皮で包んで揚げたスナック)を二つ食べれば十分お腹一杯になるだろう。値段は6ルピーから8ルピー、日本円でまあ20円といったところだ。それでも、1日100円から150円程度しか稼げない労働者にとっては、食うべきか食わざるべきかで頭を悩ますところだ。各国の極貧旅行者にとっても、チャイ屋は最後の砦だといえるだろう。

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ビル族の少女(インドの顔5)

bilzoku02写真はインド西部に住む先住民ビル族の少女。普通のインド人とあまり変わらないような気もするが、前髪を下ろす髪型はインドでは珍しい。それに大きな鼻輪もまあ、先住民っぽいといえるかな。インドには、ビル族以外にも無数の先住民が暮らしているのだが、その存在はあまり知られていない。カースト社会であるインドでは、先住民は完全な部外者であり、関わりを持とうとする人はあまり多くない。インドお得意の放任主義というわけだ。先住民ツアーなどというものもほとんど見かけない。だから先住民の村に行くのは簡単ではない。ビル族に関しても、途中で面倒くさくなってやめてしまった。頼りになりそうなガイドが見つからなかったのだ。その後、祭などで先住民に出会ったが、まだ本格的な村暮らしは経験していない。デカン高原の東部のジャングルにはかなり謎めいた人々も住んでいるようで、僕にとっての最後の秘境といえるだろう。ま、いつかは挑戦してみたいものだ。
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インド先住民について興味のある方は、chaichaiの「インド先住民の世界①砂漠の民」と「インド先住民の民②デカンの民」を参考にしてください。

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サイクルリクシャー(インドの顔4)

ricsher01インド名物サイクルリクシャー。リクシャーの語源はいうまでもなく人力車。それにサイクルがついただけだ。このサイクルリクシャー、インドでもっとも安い乗り物の一つだ。ヴァラナシ駅からガンジス河(ガンガー)近くまで、約3キロ走って15ルピーが相場だ。じつに40円である(最終2000年の情報)。時間にして約30分というところか。彼らの給料の安さが想像できる。例えば、1日10回、つまり5往復このルートを走ったとして、400円である。しかし、そこからリクシャーレンタル代をボスに200円ぐらいはとられるから、残りはまあ、200円程度。月に6000円計算になるが、じっさいには休みもあるし、稼げない日をある。最悪、警官に苛められてタイヤの空気を抜かれることもある。まあ月に4000円がいいところではないだろうか(そんなに稼げるわけがないとの声も…)?
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ちなみにインドの一人当たりのGDP(国内総生産)は530ドル。つまり、月給4000円ということだから、貧しいのはサイクルリクシャーだけではない。

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インドのオカマ「ヒジュラ」(インドの顔3)

okama02インドのオカマは一目見てそれと分かる人たちで、タイのミスターレディーのようなものを想像してはいけない。よく見かけるのは各種の祭、それから列車にもたびたび出没する。男に抱きついてきたりするので気持ちが悪いが、インドの男は結構喜んでいたりする。インドではオカマはヒジュラと呼ばれ、一種の宗教集団のようなグループを形成している場合が多い。僕はテレビで見ただけだが、まずグル(教師)がいて、先輩方がいて、その下がいて、というふうに、きちんとした社会的集団を営んでいるのがさすがにインドという感じだ。ところで、写真のヒジュラ君はカジュラホーの祭で撮ったもの。インドヒジュラとしてはかなりのマシな部類の入ると思うが、残念ながら、僕にはそういう趣味がない。彼(彼女?)の笑顔を見れば、まんざらでもないようで、ちょっと怖い。

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デリー(インドの顔2)

delhi02写真はオールドデリーのとある一角。周囲には泥棒市や売春宿などもあり、はっきりいえば下品な場末だ。この界隈、ニューデリー方面への近道ということもあって、夕暮れ時には家路を急ぐ人々でいたるところで渋滞を引き起こす。あたりは砂煙と排気ガス、その他あらゆる異臭の蔓延で、歩いているうちになんともいえない気分になってしまった。ここから宿のあるメインバザール(パハールガンジ)までは20分程度の道のり、歩いて帰ってきたのは間違いだったな、と考える。そんな時、ふと目についたのが、写真の二人だった。べつになんという写真でもないのだが、大群衆のなかでたった二人というのが、なんとなく悲しいような、いとおしいような、そんな感じだった。インドはどこへ行っても乞食もいっぱいだし、何日かするとそれも慣れてしまうが、ときどきふと、さりげない光景に心惹かれるものがある。

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サドゥー(インドの顔1)

sadhukhunb02ホームページのほうはだいたい落ち着いてきたのだが、ブログはいまだ方向性が見えず困っていた。でも、結局ブログはホームページの付属なんだから、やはりインドを中心にやらなければ意味がない。ということで、昨日からまたポジの山をあさっている。すでに使えそうな写真が百枚以上出てきた。とりあえず、これらの写真を中心に、あらためて「インド写真」を展開していきたい。テーマは「インドの顔」。10億の人が住むインドのさまざまな顔を紹介する中で、不思議な国インドの姿を鮮明にうきあがらせることが出来れば、と考えている。

第一回はサドゥー。ホームページでもたびたび紹介してきた放浪修行者である。見れば分かると思うが、彼は素っ裸である。これはクンブメーラーという祭で撮ったもの。じつはもっと過激な写真もいっぱいあるのだが、今日は最初ということで、幾分インパクトの弱いものにした。じつはこんな全身丸裸の男たちが数百人うろうろしていて、当然何もかも丸出しなのだ。このクンブメーラーという祭、3年に1度、北インドの四つの聖地を巡って開催される。確か昨年あったはずだから、次は二年後ということになる。世界一の奇祭ということで結構有名だが、期間中は数千万人もの巡礼が訪れる。その規模もまた世界一であると思う。サドゥーの生態についてはchaichai「サドゥーの謎」にすでに書いたので、そちらを参考にしてほしい。また、「サドゥー、サドゥー!」には結構強烈な写真があるので、興味のある方はどうぞ。

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東京散歩写真8(新宿カテドラル)

DSC_0016lllllDSC_0177llll新宿によく行くが、場所は決まって南口である。本屋(紀伊国屋)があるということもあるが、もう一つの理由はその背後に立つ巨大なタワー(NTTドコモ代々木タワー)が好きだからかもしれない。あれを見るたびに思い出すのは、スペインのカテドラル(大聖堂)。空を圧してそそり立つ威容はまったく見飽きなかった。スペインにはすごいカテドラルがいくつあるのか分からないが、僕の見たかぎり、とくにおすすめは、トレド、ブルゴス、それにサンチアゴ・デ・コンポステーラだ。バルでカフェ・コンレチェでも飲んであとはカテドラルを眺めていれば、それで満足だった。そんな旅の記憶が、あの新宿のタワーを見るたびによみがえる。まさに「新宿カテドラル」、昼間はたいしたことはないが、夕暮れから夜にかけてはなかなかの勇姿を見せてくれる。

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東京散歩写真7(高円寺)

DSC_00440000今日もインドの話題ではなく、昨日撮った東京散歩写真。僕は日本にいるときもインドのことを考えない日はほとんどないが、だからといって本を読んだり情報を集めたりといったことはあまりしないし、ましてやインド料理を食べに行くこともほとんどない。東京にいれば、インド舞踊やその他、さまざまなイベントもあると思うが、そうしたものにも参加したことがない。もう少し積極的でもいいのかと思うが、インド旅行中だって何をするわけでもないし…。という訳で、しばらく東京散歩写真が続きそうだ。ブログの名前、また変えようかな。

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東京散歩写真6(夕暮れの荻窪駅)

DSC_0160tttt今日は一枚だけ。夕暮れの荻窪駅です。見慣れている光景が、その日に限ってとても美しく感じるときがあります。

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今年の行方は…

DSC_0056ppp昨年末の大津波に関して、(野生)動物たちはそれを予知していた、というニュースが二つあった。スリランカのヤーラ国立公園では3キロ以上の浸水があったが、結局動物の死骸は何一つ発見できなかったという(参照)。また、タイのビーチでも、お客を乗せたゾウがその直前に突然走り出し、丘の上に逃げるということがあったという(参照)。特定のある動物にだけ、というならともかく、これが人間以外のすべての動物に備わった能力だとするなら複雑な気持ちである。もしかすると、大昔は人間にもそうした能力があったのかもしれないが、それも文明の発展に反比例するように失われていった可能性がある。とはいえ、現在の人間がそれをすっかり忘れ去ったわけでもないようである。テレビの世界でも、最近は「超能力捜査」「透視」「守護霊」「占い」「血液型」などに関する番組が非常に多く、ちょっと異様なほどだ。数年前には「癒し」という言葉がはやったが、最近はそんな悠長なことでは間に合わないほど行き詰ってしまったようでもある(最近はむしろ「本音トーク」に傾きつつある)。今年の成り行きが気になるところだ。

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(追記)
津波の件もあり、正月は喪中という気持ちで過ごしました。したがって、とくに新年の挨拶もありませんが、chaichaiともども、今年もよろしくお願いします。

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